計量カップは、①プラスチック製、②ガラス製、③ホーロー製、④ステンレス製の4種類が主流です。それぞれの素材に特徴があり、使い勝手が異なります。以下に素材の特徴をまとめたので、どの素材が自分の使い方に合っているかチェックしてみてください。

計量カップはサイズ違いで複数そろえておくと便利です。カレーやパスタなどたっぷり水を使う時にあると便利な「800ml以上」のもの、マルチに使える「500ml前後」のもの、基本の1カップの計量に便利な「200ml」など、使い分けることで調理の効率がアップします。

耐熱タイプの計量カップなら、量ったものをそのまま電子レンジに入れて加熱することができます(非対応のものもあるのでスペックを要チェック)。お菓子作りで活躍しそう！また、目盛りの見やすさもポイントのひとつ。細かく目盛りが付いていればより正しく量ることができます。醤油やソースは白字、砂糖や小麦粉は黒字など、目盛りの色も見やすさのポイントに。

100均やニトリで販売されていたミニ軽量カップ。大さじ・小さじの目盛り付きで、小さじ2.5などの半端な計量に便利と人気を集めました。上から目盛りを確認できる一工夫も使いやすさの秘密。この他にも、いろいろな計量カップが販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

無印良品のステンレス計量カップは、フチがポイント。どこからでも注ぎやすいよう設計されているから、毎日の料理のちょっとしたストレスが解消されそうですね。他のキッチンツールと並べて吊り下げて収納できるところも魅力です。

計量カップは平らなところに置き、通常は真横から目盛りを確認します。計測したいものが粉末の場合は、スプーンを使ってカップにいれ、ならしてから、目盛りを見るようにしましょう。

レシピに使われている単位には「ml（ミリリットル）」「cc（シーシー）」「g（グラム）」の3つがあります。ml（ミリリットル）とcc（シーシー）は、量（体積）を表す単位で、定義は異なりますが、料理においては同じ（ml＝cc）と覚えておきましょう。

一般的な計量カップや大さじ・小さじの量は以下の通りです。
計量カップ（1カップ）＝200ml(cc)
お米用の計量カップ＝180ml（cc）
大さじ＝15ml(cc)
小さじ＝5ml（cc）

砂糖は、1カップ（200ml）で130gです。大さじ1では9g、小さじ1では3gとなります。こちらもお菓子作りのレシピでよく登場するので、覚えておくと便利ですよ。

他のキッチンツールと一緒に、シンク下の扉の下に吊り下げて収納するアイデア。取っ手が付いているプラスチック製の計量カップの収納におすすめの方法です。大さじや小さじなど、一緒に使うものが近くにあると、より便利に◎

ガラス製やホーロー製など、衝撃に弱い計量カップは、引き出しの中に収納しましょう。お鍋やボウル・ザルの横に計量カップ用のスペースを確保。容量の違う計量カップもきれいに収納することができます。

おしゃれな計量カップは、見せる収納へ◎キッチンスケール（はかり）と並べて置けば、おしゃれなカフェやベーカリーのような雰囲気に…♪料理やお菓子作りが楽しくなりそうですね。すぐ手に取れて片付けも楽々です。