色々な素材の道具が売られていますが、木で出来た道具の温もりと質感には代えがたいものがあります。使い込むほどに味わい深く、愛着が湧いてくる木の道具を生活に取り入れてみませんか？

丸みのある縁の作りや楕円の形など、木の柔らかさを楽しめるプレートです。おかずを盛り付けたり、子供のワンプレートを盛り付けたりして使いたい。

日本のメーカーが使いやすさにこだわって作っているカトラリーです。インドネシアの工場で丁寧に手作業で作られています。材料になっているサオの木は硬くて目が細かいのが特徴。細身のカトラリーを作るのに向いています。

桜の木で出来たヘラは、計算されたカーブが使いやすく便利と評判の品。フライパンに沿うようにフィットし、食材をひっくり返したりもしやすい。先端部分はカットされていて、硬い食材をほぐしたりするのに重宝します。

和歌山県の国産の山椒の木で作られたすりこぎです。山椒の木は硬く、耐久性に優れる上に木の表情が独特なのが魅力です。鮮やかな紐は京都の組紐です。

水湿に耐える木曽五木の「さわら」で作られた落とし蓋です。2サイズあるから、普段よく使うお鍋に合わせて選びたい。適度な重さで食材を押さえ、少ない煮汁で味を行きわたらせてくれます。

木の形を生かした自然なアウトラインのカッティングボードです。オリーブの木目が美しく、そのままテーブルに出しても映えそう。オリーブは木質が硬く、耐久性に優れているのでカッティングボードに向いています。

楢を使って作られたトレーは直線的なデザインがスタンダードでありながらモダンな雰囲気も兼ね備えています。お茶とお菓子を乗せたり、急須と湯呑を運んだり、あるいは一人分の食事をまとめて配膳したり・・・何かと使えるトレーです。

木曽さわらで作られた椅子と桶は温泉旅館に置いてありそうなレトロでシックな雰囲気です。石けん置きはひのきで出来ていて、すがすがしい香りが楽しめる。いつものお風呂が一新しそう。

柔らかな手触りだったり、使い込むほどに変化していく質感だったり・・・木の道具の魅力は多彩です。日々手にして生活を共にする道具だから、優しい木の温もりを感じる道具を選ぶのもいいかも知れませんね。