この季節、バッグの中に必ず入れておきたいのがハンカチ。サッとハンカチを取り出して手を拭ったり、さりげなく汗をおさえたりする仕草は、女性をよりスマートに美しく見せてくれそう。それがファッションとマッチしていたり、手元に映える色柄なら、なおさら素敵。思わずコレクションしたくなる、おしゃれなハンカチをご紹介します！

かわいいのは好きだけど、甘すぎるのはちょっと。そんな方は、こちら「CINQ」のモノトーンハンカチはいかが？フィンランドのアーティスト、マッティ・ブクヤムサが描いた黒のイラストが、真っ白な生地にキリリと映えます。

52cm角の大判サイズで、「しょくぶつ」「さかな」「もり」の3柄。柔らかなガーゼ素材と、ハリのあるコットンのキャンブリック素材、お好みの質感を選べるのもうれしいですね。

朝、出かけるときのハンカチ選びが楽しくなりそうなのがこちら。デザインユニット「Bob Foundation」が、旅先で撮りためた写真をモチーフに、手書きのイラストやメッセージを描き込んだハンカチです。なにげないシーンを切り取ったスナップばかりで、見知らぬ街角を手の中に持ち歩いている気分になれそう。

夏らしく涼やかでかわいい柄に、東北への想いが込められている「東北コットン」を使用したタオルハンカチ。東日本大震災の津波により稲作が困難になった地域で綿花の栽培に取り組み、製品化することで復興をめざすプロジェクトです。

さんごの海に小魚が泳ぐ「珊瑚の森」。柄はそのほか「花とさかな」「シーウィード」「かもめの休日」「ヨットレース」…いずれも、海への想いが込められているんです。

ふわふわで柔らかい手触りと抜群の吸湿性で、一度持つと手放せなくなるのがガーゼのタオルハンカチ。オーガニックコットンの四層ガーゼに、しわ加工でたっぷり空気を含ませてさらに柔らか。ナチュラルカラーの両端にボーダーを走らせただけの、シンプルなデザインも魅力。

季節の自然を描いた柄に、切りっぱなしの軽やかな質感。昔ながらの日本の手ぬぐいは、夏の装いによく似合います。野口 由さんが描く自然柄を、裏表どちらにも柄がでる注染染めで仕上げています。

ふつうは表裏、同じ色柄になる注染染めの手ぬぐい。ですがこちらは、表裏で違う色合いを楽しめるんです。幾何学的でモダンな柄と、日本の季語を活かしたニュアンスのある彩り。和と洋、伝統とモダン。「いいとこどり」の手ぬぐいです。

毎日選ぶのが楽しく、バッグに入れておきたくなりそうな、すてきなハンカチやタオルハンカチをご紹介しました。柄しだいでちょっと気分が上がったり、優しい手触りに気持ちが和んだり。贈ったり、受け取った思い出がずっと残ったり…。手の中にそっと持てる「小さな楽しみ」を、またひとつ増やしてみませんか？