インテリアに溶け込む北欧の布たち

北欧デザインをどんな風に取り入れればいいのか迷ったら、まずは食卓周りからチャレンジしてみると、案外すんなり馴染むことに驚くはずです。

クッションやカーテンなどの布ものも使いこなせるようになったら、スツールやソファといった家具にもすこし北欧デザインを取り入れてみましょう。吟味してチョイスした家具は、愛着の湧くひと品になること間違いなしです。
初心者さんでも取り入れやすいちいさなクロス

しましまのマグカップにチェックのクロスを合わせて。柄と柄ですが、それぞれがすっきりとしているのでよく馴染んで見えます。淡い色味のチェックは汎用性が高いので、テーブルが寂しいなと思ったらさっと広げてみると、いろいろなお料理にさらりと寄り添ってくれます。

ラプアンカンクリの有名なテキスタイル、KOIVU(コイブ)は白樺をあらわしたもの。凛とした白樺の美しさがよくあらわされています。このクロスがあれば、ひとりのおやつタイムも優雅な時間になりそうです。
テーブルクロスで明るく華やかなダイニングを

Rosenberg Cph(ローゼンバーグ・コペンハーゲン)のTile(タイル)は窓や床、壁のタイルといった建物を元にデザインされたものです。実はまっすぐではないすこし歪んだ線の羅列に、ハンドメイドのぬくもりを感じます。
動かせるアクセントにクッションを

クロス模様のクッションは、色違いにしてリンク感を高めています。すこし離れた場所に同じデザインの色違いを配することで、全体の印象をまとめることができます。

クリッパンとミナペルホネンがコラボしたこちらのクッションはシンプルな中にも可愛らしいイメージがあるデザインです。パステルカラーのクッションはベーシックな色合いの家具にも穏やかに寄り添ってくれます。いくつも色違いで用意したくなるクッションですね。

いくつもの洋梨が並んだマリメッコのpienipaaryna(ピエニパーリナ)。ぽってりとした洋梨のかたちといい、色味といい、ほっこりと心が温まる雰囲気を持ったクッションですね。
カーテンでお部屋を大きくイメージチェンジ

ロールスクリーンになっているカーテンは、まるで一枚の大きな絵画のようにも見えます。一日を通して、光の加減が変わっていく様子を眺めているのも楽しいですね。

ふんわりとやわらかな布を使ったカーテンは、すこし儚いイメージ。風になびくカーテンに心がきゅんとときめきます。
布張りのチェアで上品な北欧らしさをプラス

布張りのスツールは、座るだけではなく、小物をかざる棚の役割りも持ってくれる便利なインテリアアイテムです。北欧デザインの布張りをチョイスすることで、座面が木のものよりもちょっぴり上品なイメージに仕上がります。

ミナペルホネンのtambourine(タンバリン)は小さなドットで描かれた円が連なるスタイリッシュなデザインです。バッグやお洋服でもよく使われる布地ですが、スツールにするとインパクトのあるインテリアになります。

こんな風に二脚色違いを重ねておくのも素敵。周りの家具やインテリアに使われている色合いをチョイスすると馴染みやすくなります。

ソファのカバーリングとして使うなら、すこし暗めのトーンを選ぶと汚れも目立ちにくく、落ちつきが生まれます。
ファブリックパネルでアーティスティックに

お花畑のようなファブリックパネルはまるでキャンバスに大胆に描いた絵のようです。迫力のあるお花の様子に目を奪われますね。

同じデザインなのに、とても華やいだ印象を受ける黄色ベースのウニッコ。眺めているとこちらまで元気をもらえそうです。玄関や廊下など寂しくなりがちなエリアによく似合います。
北欧柄の布で安らげるおうちに

北欧デザインの布ものを上手に使うと、同じ家具の配置でもお部屋のイメージを気軽にチェンジすることができます。気に入った柄があれば、リフレインするもよし、同じブランドの違う柄をチョイスしてみるもよし。いろいろな北欧デザインを使ってみてくださいね♪
おうち時間をもっと快適にするためには、ひとつひとつのアイテムを厳選していくことが大切です。北欧デザインのものは日本のおうちにも馴染みやすく、使いやすいものが多いですよね。まずは取り入れやすい布ものを北欧デザインにしてみると、お部屋の雰囲気がすこしずつ変わっていきます。