暮らしをふんわり彩る「花ふきん」の魅力
清潔で丈夫な使いやすいふきん、それでいて使っていて気持ちのいいもの、というコンセプトを柱にデザインされ、2008年のグッドデザイン賞を受賞しました。
その後、パッケージ違いやカラーバリエーション、柄物などラインナップを拡大し、日用品として自宅用に、あるいはちょっとした贈り物にと愛されているふきんです。
ふんわりとした質感は蚊帳生地ならでは。使い込んでいくうちに、やわらかさが増していきます。
乾くのが早いので、衛生的。毎日使っても乾き残りを感じにくいのも嬉しいポイント。
購入したてはノリでパリッと仕上げられていますが、ぬるま湯で洗いをかけるとふうわりとした質感に。
「花ふきん」のさまざまな使い道
グラスや食器を拭くのにはもちろん、ささっと使えてすぐ洗えるので調理中にも役立ちます。
ちょっとくたっとしてきたら台ふきんとして、もっと使い込んでしまってからは雑巾として活躍させて。最後の最後までしっかり役目を果たしてくれる頼もしいふきんなんです。
繊細な大葉の水気をとるときにも柔らかな花ふきんが活躍。
58cm角（花ふきんの場合）という大きめのサイズなので大物の葉野菜の水気もさっと取れちゃいます。
レンジ横などにちょいと下げておけば、熱いものを持ったりするときにミトンの代わりにも。
中川政七商店さんで紹介されている色々な使い方。
キッチンの目隠し、洗い物や食物の水切り、茶巾絞り、寿司桶の覆い、鍋つかみの代わり、出汁を漉す布として、台拭き、風呂敷の代わりの包みものなど、幅広い用途を一枚で担います。
バリエーション豊かな「花ふきん」ラインナップ
2008年グッドデザイン賞金賞受賞。
たとう紙(着物や帯を包む紙)で包まれたふきんは、日用品ながら上品な装いで、贈り物にも◎。
内祝いや、ちょっとしたお返しにも人気だそうですよ。
こちらは中川政七商店のブランドの一つ「遊 中川」から販売されたもの。
2008年の受賞当時はさくら、菜の花、若葉、すみれ、あじさいの5色となっていますが、
現在は白百合を加えた6色がオンラインショップで購入できます。
中川政七商店のレトロなパッケージで包んだこちらのバージョンは上記の遊中川の花ふきんより鮮やかなカラーバリエーションが特徴。ツバキ・ヤマブキ・アヤメ・シラユリの4色のラインナップ。
こちらもチェック模様がどこかレトロな花ふきん。オーソドックスな柄はパンのバスケットなど洋風のものにもよく合います。
写真は8月7日の花ふきんの日を記念して数量限定販売された20色の花ふきん。植物の花の色をモチーフにしたカラフルなシリーズは贈り物にもぴったり。
20色の花ふきんのパッケージは、色名に合わせた花の絵があつらえられていて、まるで一筆箋のような優しい心遣いを感じます。季節に合わせて贈ったり、好きな花の柄を選んだり、花ふきんの楽しみがますます広がった20色ラインナップです。
はつなつあきふゆ、四季折々の花の色を身近に感じて、暮らしに華やぎを。
干支模様の花ふきんはモチーフも色味も新年にぴったり。年始の挨拶にいただいたら長く楽しく使えそう。
贈り物には特製の箱に入ったギフトセットもおすすめ。
そのほか、「花ふきん」と同じ蚊帳生地のふきんいろいろ
こちらは花ふきんと同じ蚊帳生地で作られている「春の小紋」。四季折々の小紋柄があしらわれた、小ぶりのふきんです。サイズは30×40cmと花ふきんに比べ小さいので、台所にはもちろん、お手拭きやハンカチがわりにも。
ユニークな絵柄が施された「ごちそうふきん」。2枚の生地を合わせた花ふきんに対し、こちらは５枚の蚊帳生地を縫い合わせたもの。30×40cmサイズです。
四季折々のご馳走が描かれたふきんは食卓にぴったり！
同じく30×40cmサイズのこちらのふきんは、富士山のパッケージがユニーク。海外へのお土産にも人気です。
花ふきんのある生活、はじめてみませんか？
いつも使うものだから、手触りや丈夫さ、清潔感などの使い心地の良さはもちろんのこと、どこか可愛らしく心がホッと和むような見た目も重要。ぜひすべて揃った「花ふきん」を暮らしの相棒に迎えてみてください。
奈良県を中心に300年近い歴史をもつ老舗・中川政七商店。和のモチーフや伝統技術をモダンな雑貨に生かす人気ブランドです。そんな中川政七商店の「花ふきん」は、奈良県の伝統産業である蚊帳生地をものづくりに生かしたいという発想から1995年に発売された人気アイテムシリーズ。