気持ちを前向きにしてくれる「ラッキーアイテム」
一方世界に目を向けてみると、ちょっと意外なものや動物がラッキーモチーフとして信じられているようです。今回は、気になる世界のラッキーモチーフをご紹介しましょう。
世界中で人気のラッキーモチーフ&縁起物
四つ葉のクローバー
鳥・バードモチーフ

“幸せの青い鳥”でお馴染みの「鳥」も、世界中で人気のラッキーモチーフです。鳥は飛べることから「飛躍」や「自由」の象徴として人気のモチーフ。特に日本では「鶴」が長生きの象徴として、古くからおめでたい席に欠かせなかったり、フクロウは森の賢者で「知恵」の象徴としてヨーロッパでは信じられています。
ヨーロッパで信じられているラッキーモチーフ
てんとう虫

おてんとうさまに飛んでいく様子から、太陽神「天道」を名を付けられた「てんとう虫」。日本名も縁起が良いですよね。
ヨーロッパでは、てんとう虫が身体にとまると幸福が来ると信じられていて、益虫でもあるてんとう虫は、神様の使いの虫として大切にされています。
フランスの「縁起物」
ウサギ

フランスやアメリカ、イギリスなどで知られているお守りといえば「ウサギの足」。特にウサギの後ろ足をキーホルダーのようにして持ち歩いている人も多いです。フランスでは成功をもたらすものとして、アーティストからの人気が高いよう。
ウサギの足はなんとも可哀そうだから、ここではウサギモチーフをご紹介します。ウサギ自身にも豊かさの意味があり、常に前に進むことから飛躍の象徴や、多産なことから子孫繫栄の意味もあります。
蹄鉄(ホースシュー)

馬のひづめを保護する靴のようなU字型の「蹄鉄(ていてつ)」。フランスなどのヨーロッパにある家の玄関先に打ち付けられているのを目にすることもあります。蹄鉄は魔除けや幸福をもたらすものとされていて、愛が復活するともいわれています。
ドイツのラッキーモチーフ
ベニテングタケ

ポップでかわいい紅白の丸いキノコ「ベニテングタケ」。もちろん毒キノコで食べられないのですが、ヨーロッパの特にドイツでは幸福のシンボルとして親しまれています。
気持ちをちょっと強くしてくれる♪縁起物
また、大切な人や友人への贈り物にも、縁起の良いモチーフはぴったり。センスの良いさりげないアイテムは、贈る人の気持ちをそっと伝えてくれますよ。
大人になった今でも、公園や川辺でクローバーを見つけるとついつい四つ葉のクローバーを探してしまいます。世界中で「四つ葉のクローバー」は見つけると幸せになれると信じられていて、一説によるとその起源はなんとキリスト教普及より前までさかのぼれるのだとか。
長い間にわたってずっと、人々は幸福を探し求めてきたのですね。またアメリカでは、四つ葉のクローバーの葉にはそれぞれ「希望」「愛」「誠実」「幸せ」の意味があると言われています。