

実はこれ、ろうそくなんです。水沼由実さんによる「hotori-ya(ほとり屋)」のろうそくはどれも、やさしく、やわらかな色合いのものばかり。灯りをつけていなくても、癒しを与えてくれるろうそくです。
水沼由実さんについて

長野県の松本市出身で、現在は埼玉県さいたま市在住の水沼さん。自然の色や形・香りに触れているうちに、ろうそくづくりにたどり着いたといいます。
さまざまな素材、空間に馴染み、調和するものづくりを目指し、暮らしのほとりにそっと灯るようなあかりを追求しています。

植物から色をもらいロウを着色する、"草木染めろうそく"を独自に研究、そして製作されています。このやわらかくやさしい色合いは、植物の恵みによるものだったのですね。
hotori-yaのろうそく
tayutau rousoku

パステルカラーで彩られた"tayutau rousoku"は、水に浮かべて楽しむことができるろうそく。染色には、桃色=紫根、水色=藍、黄色=茜を使用しています。
水の上でゆらゆらと漂うろうそくたちを眺めていると、穏やかな気持ちになれそう。ろうそくの底から水が染みないよう作られているので、しばらく火を付けずに飾ったあと、火を灯して楽しむこともできます。
hatsuharu kobako

まるで小箱に入ったお菓子のよう!とってもかわいい"hatsuharu kobako"は、梅の花をモチーフにしたtayutau rousokuと、ロウで作られた梅の花とうぐいすのオーナメントのセット。オーナメントに火を灯すことはできませんが、ほのかな香りが付いています。

こちらもすべて植物由来の色で染められています。ふんわりとやさしい色合いとかわいらしいフォルムに、心癒されますね。
sakura kobako

桜をモチーフにしたtayutau rousokuと、桜を見たときに目に映る青空の色をイメージして染められた、小鳥のオーナメントのセットも。

普段お部屋にピンクを取り入れることがない方でも取り入れやすい淡いピンクは、紫根によって色付けされたもの。桜の散る季節、水面に浮かぶ桜の花びらのような、儚い雰囲気に心惹かれます。
紫陽花 手鞠灯

淡い色合いが美しい紫陽花のろうそくは、ひとつひとつ手作業で作られた164片もの萼(がく)たちをあつめ、手鞠状に仕上げたもの。

火を灯すとほんのりと陰影が浮かび上がり、幻想的な雰囲気に。ロウが溶けていく様も美しいですね。
かすみ草の器

青空に向かって伸びる木々のようにも見える"かすみ草の器"。プリザーブドフラワーのかすみ草が閉じ込められています。やわらかな色合いのグラデーションにうっとりしてしまいますね。
wax pot

こちらは乳白色のロウの中に色鮮やかな花やフルーツを散りばめた"wax pot"。控え目ながらも美しいろうそくは、お部屋にやさしい彩りを添えてくれます。

鳥モチーフのろうそく

水沼さんが以前参加された「鳥たちの集い展」限定で製作された"ひよこまんじゅうろうそく"。ぽってりとしたフォルムにつぶらな瞳がかわいいひよこさん。眺めているだけでほっこりしてしまいますね。

翼の部分にお花の模様があしらわれた小鳥のろうそく。火を灯すとお花の陰影が浮かび上がり、月明かりのように控えめでやさしいあかりを放ちます。
hotori-yaのろうそくに触れてみたいなら
参加イベント

hotori-yaさんのろうそくが気になったら、まずは参加イベントに足を運んでみてはいかがでしょうか?
4月27日(水)~6月5日(日)までは、長野県安曇野市の"アトリエ宇-sora-"にて開催中の「つくる・つかう」に参加されています。6月5日には、"草花のろうそくづくり"ワークショップも開かれますよ。また、9月2日(金)~4日(日)までは、浅草の"余白ギャラリー"にて、初めての個展が開かれます。
この機会に、hotori-yaさんのろうそくに触れてみませんか?
オンラインショップ

イベントに足を運べない・・・という方は、ハンドメイド通販サイト「iichi」でも購入可能です。
やさしい色のろうそくで毎日を彩って・・・

「hotori-ya」のろうそくは、時にはかわいらしく、時には美しいデザインで、わたしたちを癒してくれます。毎日の暮らしにそっと寄り添ってくれる「hotori-ya」のろうそくのやさしさやあたたかさを、実際に手に取って感じてみませんか?
思わず手に取って食べてしまいそうな、小箱に入った飴菓子のようなこちら・・・なんだと思いますか?