花瓶、うまく使いこなせていますか？
「花を飾ること」は、季節感を楽しめるだけでなく暮らしをより豊かに演出してくれます。そんな花を飾るために必要な「花瓶」もお気に入りを見つけたいですね。
花瓶選びのポイント
オブジェのように飾るなら「陶器製」
空間を爽やかに演出「ガラス製」
花を軽やかに飾りたいならガラス製がおすすめ。
その透明度から花瓶が主張しすぎず、さりげなく花を引き立ててくれます。
ガラス製の花瓶を置くのにぴったりの場所は、キッチンカウンターや洗面所。水まわりを爽やかに演出しています。ガーデニングで育てているハーブを、使う分だけ摘んで挿しておくのも素敵です。
花瓶を素敵に飾るには？
「何か物足りない」場所を探して
お気に入りの花瓶が見つかっても、飾り方がわからない…とお悩みではありませんか。
そんな時には、まず部屋を見まわしてみて、直感的に「何だか物足りないな」と感じる場所を探してみましょう。
特に、キャビネットや飾り棚の上、窓際、キッチンカウンターなどをチェックしてみてください。
周りのインテリアになじませる
ナチュラルに飾るなら
ガラスの花瓶にお好みの植物を挿せば、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
周りのインテリアになじませるなら、コースターやファブリックを敷くなど、花瓶+周りのインテリアのつなぎとなるようなアイテムを組み合わせると◎
モダンに飾るなら
モノトーンインテリアなど、モダンインテリアをお好みの方は、デザイン性の高い花瓶を選ぶと良いでしょう。
たとえば、北欧ブランドでのケーラー「オマジオ」はインテリアブロガーさんの間でも人気のアイテム。
小さなサイズを選べば、ちょっとしたスペースにも気軽に置くことができ、雑貨と調和してインテリアの素敵なエッセンスになります。
花瓶が主役の素敵なインテリア
花瓶を複数並べる
コロンと可愛いフォルムと透き通るような白さが素敵な花瓶。花を挿しても挿さなくても、インテリアのアクセントになっています。
複数並べたいときには、素材感を合わせることが調和するコツです。
素材感が同じでデザインやサイズが異なる花瓶を並べると、より奥行きのあるインテリアに仕上がります。
花瓶の色味やトーンを合わせて選べば、まとまりのあるインテリアに。
こちらのディスプレイは、ドレスを着た女性が並んでいるような可愛らしさ。窓際を華やかに彩っています。
大ぶりの枝葉を花瓶に生ける
大ぶりの枝ものを生けたい時には、どっしりとした陶器製の花瓶を選ぶのがおすすめ。壁や天井などの部屋のベースカラーに合わせて色味を選べば、サイズが大きくても周りのインテリアになじみます。
モンステラの葉など大ぶりの葉を飾るなら、水の美しさも楽しめるガラス製の花瓶が◎
たとえ葉1枚でも存在感たっぷり。こちらのようにスツールを台代わりにして飾っています。ガラスに透ける水の涼やかさが、屋外にいるような気持ち良さをもたらしています。
デザイン性のある花瓶はオブジェに
花を生ける機会が少ないと感じている方なら、オブジェとしても様になるデザインを選ぶのが良いでしょう。
たとえば、有田焼や波佐見焼など洗練された和モダンな雰囲気の陶磁器なら、インテリアを選ばず取り入れやすいデザインが見つかりそう。
こちらは、デザイン性の高い陶磁器製作で知られる、愛知県瀬戸市のCeramic Japan(セラミックジャパン)の「still green(スティルグリーン)」という花瓶。ユニークなデザインが目を惹きます。まるでアート作品のような存在感。
デザインそのものがアイキャッチになる花瓶を見つけておくと、インテリアに取り入れやすいですね。
大きめのワイヤーバスケットやカゴなどを使って、ガラスの花瓶を包みこむように組み合わせれば、オリジナリティのある飾りかたに。ダイニングテーブルの上やリビングのキャビネットのうえ、玄関など個性的な飾りかたで楽しみたい場所に取り入れてみては。
素敵な花瓶を見つけて、花や緑をもっと身近に
あなたもぜひ、素敵な花瓶を見つけて花や緑を身近に感じてみてはいかがでしょうか。きっと、より豊かな気持ちで日々を過ごせることでしょう。
粘土を原料とする陶器の花瓶は、磁気に比べると重厚感があります。
そこにあるだけで存在感を放つため、リビングや玄関など住まいの顔となる場所にぴったりです。
花を生けてないときもオブジェのように飾りたい、という方におすすめ。