SNSでもよく見かける曲げわっぱは、伝統工芸品としての美しさも備えた憧れのお弁当箱。あたたかな手触りや木の香りなど、自然の魅力がたっぷりと詰まっています。お弁当を詰めただけでも絵になり、軽くて持ち運びしやすいのも嬉しいですね。

美しいだけでなく、「ごはんが冷めても美味しい」といった実用面でも優秀です。木の吸湿性が水分を適度に調整してくれるのでごはんがベタつかず、おひつのような役割を果たしてくれます。ごはん派の方にぜひおすすめしたいお弁当箱です。

そんな憧れの曲げわっぱですが、お手入れが大変そうといったイメージは付き物。ちょっと不安な曲げわっぱ初心者さんには、ウレタン塗装を施したものがおすすめです。普通のスポンジと洗剤で洗えて、油物も入れやすくなっているので使いやすいですよ。

曲げわっぱは、詰めるおかずの匂いや汁気は防げないので注意が必要です。また、吸湿してパサパサになってしまうので、パンなどを詰めるときはワックスペーパーで包んでから詰めたほうがよいでしょう。おかず選び、詰め方、お弁当箱はすぐ洗ってよく乾かすなど、ポイントを押さえて大切に使っていきたいですね。

保存容器としてもよく使われるホーローは、「色や匂いが付きにくい」「保温性が高く耐酸性がある」などメリットがたくさんあります。美味しさを保持してくれるので、お弁当箱としてもぴったりの素材なんです。こちらのお弁当箱は、シンプルなホーローでもカラーバリエーションが豊富！好きな色を選びたいですね。

実は楕円型のホーローを作るのはかなり難しいことなんだとか。ここまで綺麗なお弁当箱ができたのも、倉敷意匠がこだわりぬいた賜物。トラネコボンボンさんのゆるいイラストが描かれたこちらのお弁当箱も素敵ですね。毎日使うのが楽しみになりそう。

こちらの竹かごは、竹を蒸気で蒸し焼きにした「すす竹」で、まるで木のような鮮やかな色合いが特徴的。「網代網み（あじろあみ）」できっちりと隙間なく編み込んであり、綺麗な網目が目を引きます。付属の飾り紐を添えれば、まるで玉手箱のように古風で素敵です。

そんな竹かごの利点は、なんといっても「通気性がよい」こと。抗菌性に優れて蒸れないので、特にパンを使ったお弁当と好相性です。ワックスペーパーを使えば、普段使いのお弁当箱としても使えます。手間がかかるようですが、その分お手入れが楽になりますよ。

デザイン重視派の方には、ミニココットそっくりな「COCOPOT」を。オシャレなだけでなく、レンジや冷凍も可能で使い勝手もよくなっています。上段下段で分かれていて深さがあるので、丼ものやサンドイッチを入れても。いつもと違った気分でランチタイムを楽しめそうです。