【工房アイザワの角型ランチボックス】
大正11年から続く”工房アイザワ”の技術。使い手のことを考えて作られる美しい製品は定評があります。このお弁当箱もそう。とってもシンプルだけれど、美しさを忘れていません。昔、昭和の台所にあったようなお弁当箱を思い起こす、つや消し加工も粋です。

ステンレスだから、毎日使っても匂い移りの心配はなし。パッキンが装備されているから汁漏れの心配もなし。両脇についた金具でしっかりと密閉できる、アルミのお弁当箱には珍しいタイプ。
大きさ、深さは、ごはんやおかずを詰めやすい。長年愛され続けている理由がそこにあります。スリーサイズ用意されています。食べっぷりにあったサイズをどうぞ！

【雅竹（みやびたけ）のすす竹アジロ弁当】
”雅竹”は大分県で竹製品を作っている株式会社ヤマキのブランド。竹を丁寧に製品用に加工するところから手掛けています。このお弁当箱もそうやって大切に手を加えられた竹からできています。まるで昔話にでてくるおむすび入りのお弁当箱のような風情です。

でもほら、サンドイッチを入れてもとっても絵になり素敵です。職人さんがひとつひとつ、竹を隙間なく交互に編み込んでできたもの。角は竹で補強し丈夫なお弁当箱に仕上げています。通気性がよく抗菌作用もあるため、ごはんやおかずが蒸れません。ワックスペーパーなどを敷いて使ってください。フタの根竹の珠が付いた赤い紐もとてもいい感じ◎

ZELT（ツェルト）はドイツ語。”テント”の意味の名のメーカーでこのお弁当箱はレジャーシリーズのひとつ。アウトドアで使うものから日常品までいろいろな商品を作っています。カラフルな彩りが特徴です。このお弁当箱も三色用意。こだわりは、各カラーごとに色の違う仕切りと革製のブランドロゴの入ったバンド。考えられた色の組み合わせがオシャレです。こんなに素敵なら、お弁当作りのモチベーションも上がりそう。

【倉敷意匠の楕円のほうろうお弁当箱】
岡山県倉敷市の雑貨メーカー、倉敷意匠。”誰かにとってかけがえのないモノ”を作っているブランドです。
こちらのお弁当箱は琺瑯（ほうろう）でできています。実は琺瑯で楕円のお弁当箱を作るのはとても難しい技術がいるのです。優しい色合いで美しい楕円のお弁当箱は、優れた技術によって作られているのですね。

好きな色ばかりで作ったというだけあって、どの色も素敵。おかずを詰めてもなじむ色なのに、蓋をしたときには目を惹くかわいさ。角がないから洗いやすいというのもポイントです。その日の気分によって選べば、お弁当づくりもきっと楽しいものになると思います。

パーツは三つ。同色の仕切りがついてきますが、この”フタ”がすごい。冷凍庫で一晩凍らせておけば保冷剤として使えるのです。いつもどおり作ったお弁当に、このひんやりとしたフタをすれば美味しいままに保ってくれます。食中毒が心配な季節にも重宝します。毎日お弁当を作っているお母さんたちの声で開発されたお弁当箱です。

【ふじい製作所 お弁当箱 蒔地漆】
木をくりぬいて丹精込めて作られるお弁当箱は、ミリ以下を調整して完成する、作品とも呼べるもの。ふじい製作所は、兵庫県在住のご夫婦ユニット。素敵な器を制作しています。ご主人が形をつくり、奥さまが丁寧に漆を重ねて仕上げています。

ミリ単位以下の精緻な手作業。フタに指がかかりやすいように、本体より数ミリ大きくする工夫がされています。木で、さらに漆塗りなのにとても軽くできているのも工夫されているポイント。長く寄り添ってくれるお弁当箱です。