白磁の魅力って?
白磁とは、白色の素地(きじ)に釉薬(ゆうやく)をかけて、焼き上げた磁器のこと。中国で誕生し、江戸時代に日本に伝わったとされています。艶やかで透明感のある発色は、白磁ならでは。ミニマルでありながら、洗練されていてとってもスマート。ひとつ持っていると、食卓がグッと引き締まります。
フチの余白がおしゃれな器
キレのよい模様が和食を引き立てる
軽やかな見た目のフリル皿
上品できちんと感のあるフォルム
北欧の感性をミックスした白磁
食卓に出しっぱなしでもさまになる
お皿としても活躍する白磁のすり鉢
白磁を使って品よくテーブルコーディネート
和洋中、メインディッシュからデザートまで、さまざまな料理に馴染む白磁は、とても万能なアイテム。クリアな白が清潔感とほどよい緊張感を与え、テクニックや知識がなくとも食卓の格を上げてくれます。同じ白磁と言えど、手掛ける作家さんやブランドによって雰囲気や風合いが少しずつ異なるので、それらをいくつかまとめて並べるだけでも、グッとテーブルが華やぐはずです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の執筆者
ライター
名和里穂
ファッション誌編集部に在籍したのち、2020年よりフリーの編集・ライターとして活動。女性誌を中心に、ファッションのほか、美容やヘルスケアなどの記事を多く担当。国内旅行、アート、器、パンが好き。
石川県能美市にある九谷青窯でつくられたこちらは、ぽってりとしたフォルムが印象的。フチに厚みをもたせたことで、普通に盛り付けるだけで、白いスペースが生まれて料理が引き立ちます。透明感が美しい白磁を使えば、お肉料理にも上品さが加わりますよ。