明治30年創業の鋳造メーカー「二上」によって、2009年に立ち上げられた真鍮の生活雑貨ブランド「FUTAGAMI」。FUTAGAMIのプロダクトの特徴は、メッキをしたり塗装をしたりしていない「無垢の真鍮」であること。そのため、時が経つに連れて、独特の味わいが出てくるのが魅力です。

社長の二上利博さんが目指しているのは「温かみのある金属」だそう。無機質な金属に表情と温もりを与えた「FUTAGAMI」の雑貨達は、そっと暮らしに寄り添います。

付属の木箱に納めれば、まるで家紋のよう。使っているときも使っていないときも、目を楽しませてくれるデザインです。

一見オブジェのようですが、これは鍋敷き！左上から時計回りに「月」「太陽」「銀河」「星」という名前が付けられています。形の美しさのみ追求したように見えて、中央には空間を設けることで熱が逃げやすくなっているのがポイント。

何でもないようなデザインに見えて、実は使いやすさもきちんと計算されています。シンプルなので、どんな料理にも合わせやすいのが魅力。

実用性はさることながら、その形そのものに見惚れてしまうペーパーウェイト。たとえ使わなかったとしても、デスクの上にそっと飾っておきたくなります。

形は三角・四角・菱形の3種類。光沢が出るように磨かれた「ヘアライン」と鋳造そのままの「鋳肌」の2種類が楽しめるようになっています。見る角度によって異なる表情を楽しんで。

「三日月」はFUTAGAMIの製品にしてはめずらしく光沢がある「ヘアライン」のプロダクト。照明に照らされて煌きを放つので、ぜひお酒のお供に。

「三日月」はこんな風に隙間に挟んで使います。栓を開ける様もおしゃれになりますね。パーティーやおもてなしで使えば、会話もはずみそう。

無垢の真鍮ならではの鋳肌の質感が活かされたペンダントライト。インテリアに自然になじみながらも、洗練された空間を作り出してくれます。

ペンダントライトには「鋳肌」の他、「黒ムラ」という漆を使った顔料が用いられたシリーズも。カフェ風インテリアや男前インテリアにピッタリな渋さが魅力です。

小さいけれど、密かに存在感を放つ、それがFUTAGAMIのフック。文房具店やホームセンターなどではなかなか"いい感じ”のフックが見つからない、という方も多いのでは？そんな場合におすすめなのがこちらです。

同じ大きさ・デザインで揃えてもいいですし、こんな風に変化に富むように付けても素敵ですね。さりげないのに、雰囲気を醸し出してくれる頼れるアイテムです。

時を経て使い込むほどに、味わい深い趣が現れる「FUTAGAMI」の真鍮プロダクト。ぜひ暮らしの中に取り入れてみてくださいね。きっと温かくて優しい輝きを放ってくれるはずです。