涼を感じる色を選ぶ
ミント
淡いミント色がさわやかなオーバル型の深皿。和食器ですが、洋食はもちろんエスニック料理などにも活躍してくれます。トマトソースの様な赤い色もとっても綺麗に映えるので、カラフルな夏野菜を使ったお料理にも◎。
青の縞
大きめサイズの鉢ですが、ブルーの華奢な線の効果で重量感がなく軽やかな印象。夏はこんな器で、見た目がクールなスパイシーカレーを楽しんでみてはいかがでしょう。手作りなので、器ごとに線の風合いが異なるのも魅力の一つです。
コーラルブルー
石垣島で焼かれている、青く澄んだ海を連想させる様なブルーが美しい一皿です。朝はトーストとサラダや目玉焼きをワンプレートにまとめたり、カラフルなフルーツを盛り付けるだけで、海辺でのリゾート気分に。
白
食材の美しい色をくっきり引き出してくれる白。少し大きめの器を食卓に一枚プラスするだけで、一気に爽やかさがUPします。
実はこの器は、揚げ物用の網がセット出来るスグレモノ。夏野菜の天ぷらなどを、彩り豊かに盛り付けるだけで、お箸が進みそうですね。
心地よいひんやり感を演出してくれるガラスの器
やわらかみのある角ボウル
角ボウルなのに尖り過ぎず、手作りならではのちょっといびつで丸みを帯びた形が魅力のガラスボウル。氷がそのまま器になった様な印象で、サラダやお刺身はもちろん、素麺などは盛り付けただけで涼しさが感じられます。
クリアガラスの切子
フランスの吹きガラスと切子の技法を組み合わせて作られている、繊細でかわいい印象を併せ持つガラスの器。料理を食べ進めると顔を見せてくれる花の模様で、思わずほっこりとした気持ちになる一枚です。冷麺やサラダ、お刺身など、ひんやり感を楽しみたいお料理に活躍してくれます。
花のお皿と同じ技法で麻の葉が細かく刻まれたガラスボウル。夏を象徴する伝統柄が、素麺やナスの煮びたしなどの和食をおしゃれに演出してくれます。
琉球ガラスのコップ
冷たい飲み物が美味しくなる季節。せっかくなら飲み物の色を楽しめるものを選んでみてはいかが。このコップは、沖縄で市販されているジュースや泡盛の瓶を再利用して作られたもの。氷をカットした様な柄を描くアイスカットという技法で作られ、まさに夏に涼を運んでくれる一品です。
ぽってりと厚みのあるコップは、飲み物の色をふんわり優しい色に。氷が奏でる音もやわらかく、心地よい涼しさを演出してくれます。
涼を呼ぶ器で初夏の料理を
青いプレートで「ちょっとおしゃれな卵うどん」
盛り付けのアクセントにした枝豆と青いプレートのコントラストが何とも爽やか。焦がしニンニク＆ネギの香りが食欲をそそる一品も、スタイリッシュなビジュアルになります。
ガラスボウルで「カレー冷やし汁」
宮崎県の郷土料理をアレンジした「カレー冷や汁」。ガラスボウルを使う事で、見た目からひんやり感を味わえますね。カレースープから覗いて見える、キュウリやシソのグリーンが爽やかな印象を与えてくれます。
白い器で「ピリ辛もやしと豆苗のユッケ風」
ピリ辛な味がお酒にも合う料理。白い器に盛ると食材の色が映え、生卵をのせたスタミナメニューがデリ風な仕上がりに。
涼を呼ぶ器で爽やかな初夏のテーブルコーディネート
青い器で統一する
全体をブルー系の器で統一すると“涼”がリズミカルに漂うテーブルに。様々な柄の器も、色を統一する事でそれぞれがアクセントになって素敵ですね。
ガラスの器でひんやり夏の彩りを楽しむ
ガラスの器でまとめると、お料理を氷や水に浮かべているような透明感が生まれます。クリアな器には敢えて夏らしいポップなテーブルクロスと合わせ、賑やかで食欲をそそる雰囲気を演出してみて。
料理を少しずつ小皿に盛る
器いっぱいに料理を盛り付けず、余白を残して「ちょっとつまむ感覚」を演出してみましょう。一品ごとに器の形や料理の色を変えて、変化をつけることもポイントです。
いかがでしたか？
初夏の食卓に涼を呼ぶ器たちはいかがでしたか。いつもの料理も、器を替えるだけで涼しげな雰囲気に生まれ変わります。ポイントを押さえれば意外と簡単にできるので、まずは器選びから楽しんでみてはいかがでしょうか。
同じメニューでも、盛り付ける器によって食事の印象はガラリと変わるもの。「美味しそう！」「食べたい！」と感じるには、最初の見た目がとても重要です。ご自身の食事のスタイルにマッチした、夏に使いやそうな一皿を見つけてみて下さいね。