お裁縫に欠かせない ピンクッション
日頃から刺繍や手芸、お裁縫などをされている方には欠かせない大切なアイテムです。昔、家庭科の時間などで使って一度は見たことがある人も多いかと思います。
丁寧で美しい刺繍を施したり、お気に入りのファブリックを使ってハンドメイドの素敵なピンクッションを作る方が増えているそう。
最近は、ころんとまあるい愛らしいシルエットの木製の器「ウッドボウル」に入ったピンクッションが人気だそうですよ♪
こちらは本革を使って作られたピンクッション。
糸切りばさみケースもおそろいです。
はぎれやフェルトなどを使ったりと素材もさまざま。お気に入りの生地や素材を使って、みなさんもピンクッションを手作りしてみてはいかがでしょうか？ そこまで難易度は高くないので、これから手芸を始めようという方の最初の作品にもぴったりです。
ピンクッション～基本の作り方～
フェルトのピンクッション
材料も少なく、フェルトで作れる昭和レトロな懐かしい雰囲気が漂うピンクッション。
レシピではピンキングばさみで周りを切っていますが、フェルトはほつれにくいのでピンキングばさみがなければそのままでも大丈夫です。
こちらは同じフェルト素材でも、刺繍をしてブランケットステッチでかがったもの。
なんとも言えない表情の猫とセリフがかっこ可愛いですね。
好きな布でデザインしてみましょう
フェルト以外の生地で作ることもできますよ。
こちらは、リネンと繊細なレースの組み合わせのピンクッション。
数種類のリバティを組み合わせて作られたシンプルな四角いピンクッション。
お気に入りの生地を選ぶのも楽しいですね。
中表に縫い合わせてひっくり返して、綿を入れるといったお裁縫の基本もマスターできちゃいます。
ピンクッションの中身に適しているもの
ピンクッションの中に詰める素材は、自然のものがおすすめです。
針が錆びるのを防ぐため、適度な油分が必要なので化繊綿などは適していません。よく使われるのは、真綿、羊毛、ウール100％の毛糸…など。昔は髪の毛を使うこともありました。
他には、乾燥させたコーヒーを使うのもいいみたいです。
コーヒーには脱臭効果もあるので、同じ作り方で脱臭剤も作れそうですね。
土台を使うタイプのピンクッション
最近は下に受け皿のある小さめのデザインが人気です。容器は木製や陶器だったりなんでもOK！
中でも特に人気なのが、コロンと愛らしい丸みがあって、木の温もりが感じられるウッドボウル（木製の土台）のピンクッション♪ 見た目もかわいいです♪
手のひらにすっぽり収まる小さなカゴやブリキバケツやココット、胡桃の殻も使われます。
こんな器に入っていたら、針をさすのをちょっとためらってしまいそう。それぐらい可愛いですね。
ペットボトルキャップで作るピンクッション
誰でも簡単！布と陶器で作る針山の作り方
ケーキのピンクッション
本物のケーキみたいなデコレーションがとっても可愛いですね。
いくつも並べたくなってしまいます。
くるみの殻にハリネズミを入れちゃったピンクッション。ちょこんと乗ってる姿がほんわかします。羊毛フェルトで作っているので、見た目もあったか可愛い♪ たくさん作ってお友達にプレゼントしたくなる可愛さです♪
ちょっと凝ったデザインに挑戦
刺繍をしたり、サイズを変えて自分の使いやすいようにカスタムしてみてくださいね。
切り株のピンクッション
フェルトサボテンのピンクッション
アレンジの参考に♪素敵なピンクッション
本物の苔玉みたい！羊毛フェルトで作られています。
ブルー系の青い刺しゅうが美しい、八角形のピンクッション。
こちらはキットですので、気軽に始められますね。
プリザローズを入れたビンの蓋をピンクッションにした上品なデザインです。
蓋は開けられるようにしておいて、ボタンやビーズなどの小物も入れてもいいですね。
なんと、シュウマイのかたちをしています。ふっくらとしたフォルムは本物みたいですね。
ちょこんと乗ったグリーンピースも可愛いんですよ。
いかがでしたか？
普段手芸をやらない方でも、いざという時のために揃えておきたいお裁縫道具「ピンクッション」。
特にウッドボウルに入ったピンクッションは、見た目がかわいいので、テーブルや棚の片隅にちょこんと飾ってあっても癒されるデザインも魅力です♪
自分の好きな布で作れば、立派な作品です。お気に入りの道具で、楽しくお裁縫できるといいですね。
手芸、裁縫に欠かせない道具のひとつ「ピンクッション（針山）」。ピンクッションとは、お裁縫中の針を無くさないように安全に休めるためのクッションです。