名物店主のお買い物日記 no.253
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靴マニアの妻が選んだバレエシューズの話 ―カタカナ 河野純一さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、春のお出かけに連れていきたいシューズのお話です。

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2026年04月12日作成
河野純一
カタカナ 代表
河野純一
「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」をコンセプトに、東京自由が丘でカタカナという雑貨店を開きました。両親はパタンナーと縫製の仕事、兄妹はデザイナーと洋服につつまれて育ち、就職は洋服の世界で20年!海外かぶれの僕が、日本の魅力に気がついてはじめたのがこの店です。オープン以来つづけている”さがしモノの旅”という名の全国をめぐる出張が楽しみでしようがありません。
靴マニアの妻が選んだバレエシューズの話 ―カタカナ 河野純一さん
靴マニアの妻が選んだバレエシューズの話 ―カタカナ 河野純一さん
靴マニアの妻は、シューズに厳しいです。
見た目が良くても、履き心地がダメなら選ばないし、逆にラクでも、雰囲気が出なければ手に取らない。
そんな妻が、「これ良いかも」と選んだのが、この一足でした。
靴マニアの妻が選んだバレエシューズの話 ―カタカナ 河野純一さん
今回ご紹介するのは、SUIのバレエシューズ「V BALLET」。
この靴をつくっているのは、SUIの清水さん。神戸の手作り靴のアトリエで修業し、その後、量産の靴づくりも経験してきた人です。

手仕事も知っている。量産も知っている。
その両方を通ってきたからこそ、たどり着いた考えがあります。それが――「引き算みたいな靴」。
余計なものを足さない。でも、必要なものは削らない。そのバランスの中に、この靴の美しさがあります。
靴マニアの妻が選んだバレエシューズの話 ―カタカナ 河野純一さん
SUIの清水さんとの出会いは、銀座の百貨店。全国の作り手が集まる催事イベントでした。

小さなスペースでしたが、キラリと光るバレーシューズと、何気なくかわした会話で、彼の真面目な人柄がわかり好感を持ちました。後日、妻と共にSUIさんのアトリエに訪問して、彼女もSUIの靴と清水さんが大好きになったのです。

清水さんと話をする中で、印象的だった言葉があります。
「ずっと、同じものを作りたい。何年後でも、同じ靴が買えるブランドでありたい」。
今の時代は、変わり続けることが前提で動いているような気がします。でもこの靴は、“変わらないこと”を選んでいる。それは、流行に乗らないということではなく、日常の中で必要とされ続ける形を丁寧に守り続ける、という想いだと思います。

僕たちカタカナが大切にしている「続いていく道具」という考え方と、とても重なります。
靴マニアの妻が選んだバレエシューズの話 ―カタカナ 河野純一さん
この靴は、見た目のシンプルさの中に、しっかりとした理由があります。
バレエのトウシューズを背景に持つデザインで、履いたときに脚がきれいに見える。甲のラインは少し高く、やさしく包み込むフォルム。素材はやわらかなゴートレザーで、どんどん自分の足に馴染んでいく。そして、長時間履いても疲れにくい。
靴マニアの妻が選んだバレエシューズの話 ―カタカナ 河野純一さん
メンズライクな靴が好きな妻が、めずらしく選んだ女性らしい靴です。

特別な日のための靴ではなく、気がつけば、いつも履いている。そういうものだけが、長く残っていきます。「同じものがまた買える」という安心感も、日常の中ではとても大切です。

SUIのバレエシューズは、毎日を少しだけ気持ちよくしてくれる一足です。
靴マニアの妻が選んだバレエシューズの話 ―カタカナ 河野純一さん
じつは、色ちがいでシルバーも買い足していました。
色が豊富なのもSUIの靴の魅力です。今年は新作も出るそうなので、いまからワクワクしている妻なのです。

今回紹介したアイテム

4月17日(金)11時より、katakanaではSUIのPOPUPがスタート!お楽しみに♪

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