大人の『バケハ』コーデ。上手な取り入れ方とおすすめアイテム17選

ツバが短いタイプなら、目がキリギリ出るくらいの目深にすっぽりかぶるのが正解。クールでおしゃれな雰囲気に見えます。

ツバが長いタイプを目深にかぶってしまうと顔が暗くなってしまいます。そのため、浅めにかぶって少し後ろに倒すくらいがベスト。おでこが少し出るように調整してください。

基本的にはすっぽりかぶることが前提となるバケハ。顔まわりが重くて暗い印象になってしまうことも多いので、サイドの毛を耳にかけてすっきりさせるといいでしょう。特にロングヘアの場合は重い印象になりがちなので注意が必要。髪を後ろで束ねてアレンジしてもかわいいです。

ショートカットやボブの場合も、基本的にサイドの毛は耳にかけて。ボブは毛先を外ハネさせると動きが出て、より今っぽく見えます。

Tシャツとパンツの何気ないコーディネートも、バケハが加わることで一気に今っぽく仕上がります。カジュアルコーデは色を多く使うと子どもっぽく見えてしまうので、潔くモノトーンでまとめるのが正解です。

かわいくもカジュアルにも着こなせるスウェット素材のワンピースは、バケハとの相性抜群。ワンピースとバケハを合わせるだけだとシンプルすぎるため、スポーティーなダウンベストをプラスしておしゃれ度アップ。

女性らしいジャンパースカートを、チェック柄のメンズシャツとバケハでメンズライクに味付けしたコーディネートです。バケハは白のコーディロイ素材を選ぶことで、全体の印象が重くならず、顔まわりがフェミニンになります。

ストライプシャツが主役のコーディネートには、主張しすぎないグレーのバケハを投入。ニット素材なのでスポーティーすぎず、キレイめアイテムと合わせても違和感がありません。

そもそもバケハはヒップホップシーンでウケていた帽子なので、ビックシルエットのコーディネートとの相性が抜群です。さらに、頭をコンパクトにまとめることができるため、スタイルアップして見えるのも嬉しいポイント。ビックシルエットのコーディネートの時はストリート感を意識しつつも、色を多用せず、落ち着いた色使いにすれば大人っぽく着こなせます。

これまでならハンチングやキャスケットを合わせていたボーダーTシャツとフェイクレザーのテーパードパンツのマニッシュな装いも、今年ならバケハをチョイス。帽子なしの時と比べ、一気にこなれた印象になります。パンツに合わせて帽子もフェイクレザーを選んでいるところがポイントです。

Tシャツとパンツにジレを合わせたモノトーンコーデにアクセントを加えてくれるのは、紐付きバケハ。通常なら顎下で結ぶのですが、あえて垂らしてポイントに。長い紐が縦のラインを強調し、スラリと見せてくれる効果があります。

シースルートップスとアコーディオンスカートを合わせたコーディネートも、フェイクファー素材のバケハを合わせることで温かみのあるスタイリングに変身。季節感を出したい時以外にも、スポーティーさを抑えたい場合や甘く仕上げたい時に、もこもこ素材は活躍してくれます。

布でできているバケハは、色や柄の種類が豊富なのも魅力の一つ。個性的なオシャレを楽しみたいのなら、柄物にチャレンジしてみるのもあり！ただ、ごちゃごちゃした印象になってしまう可能性も高いので、大柄のものは避けたほうがベター。写真のように、バケハとTシャツの柄に使われている色をリンクさせたり、バケハとトップスの色を同系色にすると、コーディネートがチグハグになりません。

フリルがあしらわれたワンピースとミュールの女性らしいコーディネートのハズしアイテムとしてバケハをプラス。バケハは透かし編みになっているため、スポーティすぎず全体の雰囲気にをナチュラルにまとめてくれます。

バケットハットのブランドとして一番人気なのが「ニューエラ」。ベースボールキャップのブランドとして有名ですが、バケットハットの種類も豊富です。「ニューエラ」のバケハには、01、02、03の３種類がありますが、その違いはツバの長さ。01は5.5cmと標準的な長さで、男女ともに誰にでも似合うつくりになっています。サイドにさりげなくロゴも入っていて、ほどよくストリート感があるのもポイント。

1939年にパリで創業した「ORCIVAL」のバケハはどこかシックな佇まいで、キレイ系の服装が多い人におすすめです。高さがしっかりあり、目深にかぶれるデザインが大人っぽい。ツバも8cmとかなり広いので紫外線対策もバッチリ。何よりも、ロゴさえないシンプルなデザインは、服のテイストに関係なく使えるのが嬉しいですね。

素材はウール100%ですが、吸湿性と放湿性に優れているためオールシーズン活躍してくれそうです。サイドの紐はストラップで取り外すこともでき、2WAYで楽しむことができます。

「THE NORTH FACE」からは数種類のバケハが出ていますが、特におすすめしたいのが、軽量なリップストップナイロンと保温性に優れるフリースを使用したリバーシブルタイプ。表と裏で表情が異なり、服のテイストによって使い分けることができて便利です。ツバには芯が入っておらず柔らかく、簡単に折り畳んで持ち運べるところも優秀です。帽子自体の高さがなく浅めにかぶるタイプなので、カジュアルな装いにぴったりです。

裏は保温性に優れたフリース素材。フリースは回収したペットボトルから作られていて、エコフレンドリーなところにも惹かれます。

上品なスタイリングにもハマるツバ広タイプの黒バケハ。シンプルな作りですが、付属の紐がワンポイントに。結んだり垂らしたり、はたまた取り外したり。紐をアレンジすることでさまざまな表情が楽しめます。

素材は麻55%、綿45%。麻が入っていることでシャリ感があり、ナチュラルテイストの服との相性も抜群です。

少し丸みがあり、柔らかさを感じさせるシルエットのバケハです。やや光沢のあるナイロン素材を使用しているため、カジュアルすぎません。また、撥水加工が施され急な雨にも対応。おしゃれの面でも実用面でも大活躍してくれそうです。

コットン素材のバケハの魅力は、自宅で洗濯ができるうえコンパクトに畳んで持ち運ぶことができ、キレイめコーデにも合わせやすいところではないでしょうか。

「YARRA」のオリジナルのバケットハットは日本の職人が細部にまでこだわり、日本人の頭に合うように作られています。今までバケハに抵抗感があった人や「自分には似合わない」と思っていた人こそ、ぜひ試していただきたいアイテムです。

薄手のコットンを使用し、通気性に優れたバケットハットです。帽子の高さは9cmと浅く、ツバも5cmと短めなので、カジュアルシーンにもってこい。

内側にはマジックテープのアジャスターがあり、フィット感の調整が可能。ユニセックスで使え、パートナーと共用してもいいかもしれません。

シーズンレスで使える綿100%のコットンツイルを使用。あえてウォッシュ加工を施し、生地の表面にあたり感を出してカジュアルな表情に仕上げられています。ただ、広めに設定されたツバのおかげで女性らしさのあるデザインです。

内側にはサイズをワンタッチで調整できるマジックテープ付き。帽子はサイズ選びで悩むことが多いので、サイズを調節できるのは嬉しいですね。

「ダルトン」のバケットハットは、浅すぎないクラウンと立体的なフォルムが今っぽく、トレンド感あるコーディネートに仕上がります。主張しずぎない小さめめロゴなのでカジュアルすぎず、大人のスタイリングにぴったり。

使用している素材は、柔らかさのある8ウェールのコーデュロイ。太畝で温かみがあり、女性らしい印象です。厚めの生地感ですがごわごわとせず、柔らかくて快適な被り心地。

「odds」のバケハは、カジュアルなコーデュロイ素材ですが、つばが顔に沿ってストンと降りているため、大人っぽくスッキリとした印象。内側の紐でサイズ感が調整でき、深め・浅めとかぶり方を変えて違った印象にできるところもお得感があります。

カラーは優しい雰囲気のブラウンとアイボリーの2色。ストリート感があまりなく、ナチュラル派の人にも取り入れやすいのが特徴です。

ふわふわのフェイクファー素材で仕上げたバケハです。ファーでも毛足が短いものを使用しているため、子どもっぽくはならないけれど、かわいらしさはしっかりキープ。スカートやワンピースと合わせてほしいアイテムです。

写真のライトグレーの他、白もあります。

シンプルコーデのアクセントにしたい時や個性的なファッションを楽しみたい時に活躍してくれるのが、色物や柄物です。ただ、ストリート感が強くなるため、服はシンプルにまとめるか、キレイ系アイテムを選ぶといいかもしれません。

「OUTDOOR RESEARCH」のバケハは、特にストリート感が強いアイテムなので、服はシンプルにまとめるのが正解。サイドがメッシュ素材になっていて通気性に優れているため、アウトドアシーンやフェスなどにもおすすめです。

柄物の中でも人気の高いレオパード柄ですが、バケハの場合はストリート感が強くなってしまう可能性があるので要注意。細かい柄のものを選び、フェルトなどの上質感のある素材を選ぶことが鉄則です。また、コーデイネートは色もデザインもシンプルなものにして、あくまでも帽子を主役にすることを心がけてください。

その点、「Munich」のベージュを基調とした大人っぽいレオパード柄は、スウェードタッチの素材感で高級感があります。リバーシブルになっていて、裏返せばシンプルな無地。一つで2つの帽子を持っている感覚で使えます。

「KELTY」はストライプ柄の紐付きでアクティブな印象です。また、取り外しも可能で、シーンによって使い分けができます。使用しているのは、綿とナイロンの混紡素材を高密度でタフに織り込こんだ布帛生地。生地自体に凹凸があり、チェック柄のように見えるところもおしゃれ。

写真のブルーの他、イエローとベージュもあります。どの色も明るく、コーディネートのポイントになりそう。

シンプルなバケハにサテン素材のリボンストラップをプラスしたフェミニンなデザイン。「やっぱりスポーティーなものはちょっと苦手……」という人におすすめです。あえて帽子とは異なるリボンがプラスされていて、さらりと垂らすだけでコーデのポイントに、リボン結びすれば顔周りを華やかにしてくれます。リボンは取り外すこともでき、シンプルなバケハとしても使えます。

レザー使いに定評がある「Sisii」のバケハは、上質な牛革を贅沢に使用。レザーの表面には細かなシボ感があり、程よくカジュアル。クラウンが深めに設定されており今っぽく、さらに大人っぽくかぶれ、コーデをシックに仕上げたい時に最適です。

本革だとお手入れができるか心配な人には、フェイレザーという手も。本物かと見間違うほど高級感ある見た目なのに、お値段はグッとリーズナブル。菌の増殖を抑え、臭いの発生を抑制する加工も施されているため、蒸れやすい季節も気兼ねなく使えそうです。

色はホワイトとブラックの2色展開。