ダークグリーンのパンツはパッと明るくなる白色や全体を引き締める黒色とも相性が良く、合わせるシューズを選びません。今回はコーデに馴染みのいい茶色の革靴を合わせました。私の身長（164㎝）で足首が見える丈感のパンツなので、靴下のカラーを考えるのも楽しみの一つです。

ワイドパンツは股上が深く体に沿ったラインで仕上げているので、とにかく動きやすくストレスフリー。膝のふくらみによって、しゃがんだり立ったりという動作がとても楽なので頻繁に愛用しています。

いわゆるワイドパンツとはひと味違う、特徴的なバルーンシルエットで、スタンダードなアイテムと組み合わせてもしっかりと自分らしさを引き出してくれます。

白い襟付きのブラウスと目を惹くダークグリーンのワイドパンツ。このワンツーコーデだけでも、やさしい印象になるお気に入りのコーディネートですが、この日は上からさらりと一枚、シンプルなAラインのロングカーディガンを羽織ってみました。

足元には「NAOT」のTストラップのシューズを合わせて、大人らしい上品さもプラス。
ヘアアクセサリーには、イラストレーター・グラフィックデザイナーの日下明さんとentwaのコラボレーションスカーフを。ヘアアクセ好きな私はへアバンドのようにアレンジしてみました。首に巻いて使うのはもちろんですが、頭に巻いてワンポイントにするのもおすすめです。

季節の変わり目である今の時季に重宝するカーディガンは、夏の冷房・紫外線対策にも◎。コンパクトになるので、お出かけや旅行などにも便利です。機能面でも優秀なカーディガンは、いつものコーディネートの印象をガラリと変えることもできるから、ワードローブの必需品ですね。

高密度でハリのあるウェザー織のワイドパンツと、やさしい生地感のブラウス、そしてさらりときれいな落ち感のあるカーディガン。3つそれぞれ生地の印象は違いますが、トータルで見た時の統一感を意識すれば、洋服選びはもっと自由で楽しいものになるんじゃないかな、と思っています。