冷えやすい足を守る『防寒靴』は、冬の季節のマストアイテム
今回はそのように頼れる、おすすめの「防寒靴」をご紹介。
北国の人にとっては冬の必需品としてお馴染みの「防寒靴」ですが、決して雪専用の靴というわけではなく、タウンユースできるものもたくさんありますよ。
たとえ体は元気でも、足元が冷たくなるととてもつらいですよね。「防寒靴、持っておけばよかった」と後悔する前に、あなたにとって“本当に頼れる”防寒靴を見つけて、迎え入れてはいかがでしょう。
【始めに】失敗しない「レディース防寒靴」選び方のポイント
外気や風から足を守るだけじゃなく、防水仕様や撥水加工など、雨や雪への対策がしっかりされている素材かをチェックしましょう。
☑ 靴の内側「ライニング」…保温性が高いかどうか。
体温をしっかりキープする保温性のある素材であること、足を包み込む、はき心地のよさも大事です。
☑ 冷たさを感じない「インソール(中敷き)」「アウトソール(靴底)」かどうか。
地面の冷たさを足に伝えないソールの仕様も、重視したいところ。インソールなら、厚手のものはもちろん、ボア素材のものなどもおすすめです。
☑ インシュレーション(保温材)が内蔵されているかどうか。
中わたやファーが使用されていると、保温性が高まります。
☑ 長時間はいても疲れないように、適度に軽い靴であるかどうか。
☑ 脱ぎ履きがしやすいかどうか(靴の深さや、靴ひものあるなし等)
画像/Danner(ダナー)「フレッド ミドル スノーブーツ(FREDDO MIDDLE B200)」
それでは、ようやく本題。おすすめの防寒靴をご紹介します。
① ライトに履ける「タウンユース向けの防寒シューズ」【7選】
手軽に脱ぎ履きできるはきやすさや、歩きやすい軽さも大事です。普段はいている靴の延長で使えるものや、ちょっぴりスポーティな印象を加えてくれるウィンターシューズをセレクトしました。
KEEN(キーン)|ハウザー アンクル ブーツ
■アッパーの素材:ナイロン(キルティング)
■内側の素材:マイクロフリース
THE NORTH FACE|ヌプシ トラクション ライト モック4 NF51985
☑撥水加工
■アッパーの素材:リップストップナイロン
New Balance(ニューバランス)|MOC LOW(モック ロウ)
☑撥水加工
■アッパーの素材:ナイロンメッシュアッパー
■ライニング:起毛素材
スニーカーで知られる「New Balance(ニューバランス)」のウィンターシューズは、キャンプなどのアウトドアシーンを想定して作られたモックタイプ。スリッポンとして履けるカジュアルさが素敵です。
※補足:
かかとの外側の面が、黒はNew Balanceのロゴあり(ひとつ上の画像)、白はロゴなしになっているなど、デザインに若干違いがあります。
Columbia(コロンビア)|スピンリールミニブーツ 2 WP オムニヒート
☑撥水加工
☑防水仕様
■アッパーの素材:ナイロン
■ライニングの素材:オムニヒート
SALOMON(サロモン)|アウトスナップ クライマサロモンウォータープルーフ
☑撥水加工
☑防水仕様
■アッパーの素材:合成アッパー
■ライニングの素材:マイクロフリース
「SALOMON(サロモン)」はフランスのブランドで、スキーやウィンタースポーツギアが得意分野。こちらのスノーブーツは、軽やかなデザインとカラーリングがかわいい!そして、ハイカットスニーカーのような外見ながら、ウィンターシューズとしても活躍する3シーズンシューズです。
軽量なうえ、マイクロフリースライニングと冬用インソールで温かさをキープ。土や砂が入り込みにくいアッパーの素材や、グリップ力の高いソールで、冬でもアクティブに過ごせます。
Coleman(コールマン)|ALBERTA(アルバータ)
☑防水仕様
■アッパーの素材:合成繊維/合成皮革
■ライニングの素材:フリース
キャンプギアで知られる「Coleman(コールマン)」のウィンターブーツ。中わた入りのアッパーと、フリースのインソールで足元をしっかり保温。
また、内側に防水シートを張り、靴の中を袋状に防水膜で保護しているので、冷たい冬の雨やみぞれの日には、レインシューズとしても活躍してくれます。
靴底はガラス繊維入りのラバー。雪道や凍結路面でしっかりグリップします。
SUBU(スブ)|NANNEN(ナンネン)
☑難燃加工
■アッパーの素材:難燃CORDURA®ファブリック
■ライニングの素材:ポリエステル(起毛素材)
② 滑りやすい雪道でも頼れる!「本格的な防寒シューズ」【5選】
SOREL(ソレル)|ティボリIV NL3425
☑防水仕様
■アッパーの素材:WPスエード、PU加工されたレザー
■ライニングの素材:合成ファー(上)、フリース(下)
SOREL(ソレル)|ウィットニーⅡショートレース WP NL3820
☑防水仕様
■アッパーの素材:PU裏貼り合成繊維、合成皮革
■内側の素材:合成ファー(上)、フリース(下)
※NL3820-010(ブラック)は上部にポリエステル製合成ファー付き。同シリーズで色違いのNL3822-052(クオリー)、NL3822-405(ユニフォームブルー)などはファーなしで、すっきりとした印象です。
MERRELL(メレル)|サーモレア ミッド ウォータープルーフ
☑防水仕様
■アッパーの素材:フルグレインレザー
MOONSTAR(ムーンスター)|810s(エイトテンス)SNOWF(スノーフ)
☑撥水加工
☑防水仕様
■アッパーの素材:ポリエステル 合成皮革
■ライニングの素材:フリース
SALOMON(サロモン)|アウトブラスト ティーエス クライマサロモン
☑撥水加工
☑防水仕様
■アッパーの素材:合成アッパー(ラバー)
■ライニングの素材:ポリエステル(フェイクファー)
スノーシューやスノートレッキングなどのアクティビティを楽しみたいときにチョイスしたいのが、こちらのシューズ「OUTBLAST TS CLIMASALOMON WATERPROOF(アウトブラスト ティーエス クライマサロモン ウォータープルーフ)」です。
縫い目のないスティッチフリーのアッパーは、雪の中でも水濡れとは無縁。ライニングはフェイクファーで、ふんわり足を包み込んでくれます。
ごつすぎないスリムな形は、スノースポーツのシーンではもちろん、タウンでもスタイリッシュ。足の形に整形されたインソールと、しっかり足首を保持するシューレースで、不安定な雪面や凍結面でもバランスよく歩けます。
ソールは、耐久性とグリップにすぐれた素材を使用。雪や氷だけでなく、堅い路面やぬかるみでも性能を発揮します。
【お役立ちコラム】防寒靴トレンド事情。「ワークマン」も要check
「防寒靴に流行りってあるの?」と思われるかもしれませんが、「安い」「コスパの良さ」を重視すると・・・ホームセンターのオリジナル商品として誕生した、気になる防寒靴がちらほら。
なかには“ガテン系おじさん”っぽいデザインの靴もありますが、機能性は高評価です。
例えば
・ワークマン(全国857店舗展開の、作業服・安全靴の専門店)
・コーナン(全国展開のホームセンターチェーン)
は注目を集めていますよ。
※防寒靴のページ
画像/UGG(アグ)「クラシック ショート II」