甲を深く覆う安定感あるステアレザーのスリットシューズ。滑らかな牛革のマットの艶が映えるミニマルなデザインは、男性のドレスシューズのような佇まい。フロントに入ったスリットがシックなアクセントに。ローヒールでビジネスシーンなどで動き回らなければならないときも安心です。

ルーツを辿れば、オペラを観劇するときに履く男性のドレスシューズとして伝わったオペラシューズ。そのクラシカルな表情を生かしながら、サイドのカッティングで優雅さを演出。普遍的に愛せる品格あるデザインは、オケージョンシーンでも活躍。シックな着こなしをそっと引き立てます。

柔らかな肌あたりのシープスキンのローヒールパンプス。ややポインテッドよりのスクエアトゥと甲のU字カットがモダンな印象。辛口な中に女性らしさも感じさせるパンプスは、オフィスやフォーマルシーンにも遜色ない雰囲気。シンプルなルックスは飽きがこず、長く愛用することができます。

すっきりとしたラウンドトゥがフェミニンな「AUTTAA（アウッタ）」のレザーヒールパンプス。ヒールは６cmありますが、つま先部分に少し厚みを出し高低差を軽減。安定感ある太めヒールと深めの甲で、パンプスにありがちな脱げやすさをうまく回避しています。ボリューム感も程よく、とてもバランスの良いシューズ。おしゃれしたい日は出番が多くなりそう。

優美なラインとステッチデザインが美しい、ヒール7cmのレザーパンプス。ラウンドトゥでつま先を柔らかく包み、クッション性のあるインソールで履き心地をサポート。フォーマルな場面で美しい立ち姿を演出する一足は、いつだって頼もしい。パンツスーツスタイルにも品よく馴染みます。

レディなパンプスにローファーのかっちり感。少し古風な雰囲気もあるカウレザーストラップシューズ。ヒールは太め、そしてソールも厚めで、足元がぐらつく心配はなさそうです。靴下を合わせて、クラシカルなワンピーススタイルとコーディネートするのも素敵。

端正で上質なローファーを足元に入れると、着こなしに説得感が出るから不思議。自分に自信を与えてくれる一足を選ぶなら、素材・フォルム・つくりまで一級のものを。英国靴の聖地とされるノーザンプトンで創業した老舗シューメーカー「JOSEPH CHEANEY（ジョセフ・チーニー）」のビットローファーは、スリムなアッパーに真鍮のビッドモチーフが上品。トレンドに左右されることなく、長く愛用することができます。

ミラノの老舗ファクトリー「DIEGO BELLINI（ディエゴ ベリーニ）」のタッセルローファーは、天然皮革の風合いとアッパーの美しいデザインを心ゆくまで味わえる名品。皮革はオイルをたっぷり含んだバッファローレザー。経年でこっくりと深みのある色合いに変化していく様子を楽しめるのも、また贅沢。トラッドなキルトスカートからカジュアルなジーンズまで、さまざまなスタイルに合わせたくなります。

同じく「DIEGO BELLINI（ディエゴ ベリーニ）」から。こちらはアッパーに上品なリボンをあしらった一足。ローファーの硬質な雰囲気に、ほんのり甘さが加わって絶妙。ホリデーシーズンに向けて気分を大いに盛り上げてくれるはず！

エナメル加工による艶やかな黒が美しい「ramble（ランブル）」のスリムなレースアップシューズ。ローヒールで軽い履き心地なので、秋冬はもちろん、オールシーズン活用しやすい一足。エナメル加工により耐水性もあり、褪色しにくいので、適度にお手入れすれば、いつもきれいな状態を保てます。

フランスの国民的シューズメーカー「Paraboot（パラブーツ）」。紳士靴にラバーソールを取り入れた革新的ブランドとして知られていますが、昨今は女性にも人気。ハンサムなルックスにワークブーツの堅牢さが加わり、こなれ感もたっぷり。耐久性の高いリスレザーは水に強く、シミになりにくいのもメリット。しっとりとした光沢が上品で、カジュアルはもちろん、パンツスーツなどよそゆきスタイルにもお似合いです。

バレエシューズといえば、「Repetto(レペット)」。甲を広く露出する繊細さが魅力的です。定番はやはりブラック。素足に履くのも素敵ですが、白ソックスと合わせたスタイルもかわいい。重たくなりがちな秋冬スタイルを軽やかにブラッシュアップしてくれます。

秋冬のトレンドでもあるレオパード柄は、バッグやシューズ、小物系で取り入れるのがバランスをとりやすくておすすめ。「Repetto(レペット)」の定番バレエシューズなら品の良さをキープしたまま、小粋なアクセントとして演出することができます。ジーンズやブラックパンツに合わせるのも洒落ています。

アッパーにビジューのような装飾が施されたフラットパンプス。マットなスウェード素材で落ち着きがあり、カジュアルスタイルに合わせやすく重宝します。ウールコート＆パンツスタイルに、あえて素足＆フラットシューズという組みあわせもおすすめ。抜け感たっぷりな大人コーデが完成します。

英国の老舗ダンスシューズメーカー「CROWN（クラウン）」のストラップシューズ。かわいらしいデザインですが、牛革のスムースマットな質感とシボ感が大人っぽく、冬スタイルにもシックに馴染みます。グリップ力抜群のアウトソールは、手で曲げられる程の柔らかさ。たくさん歩いても疲れにくく、軽やかな履き心地です。

自然素材の良さに焦点を当て、飽きのこないシンプルな靴をつくる「Organic handloom（オーガニックハンドルーム）」のワンストラップのレザーシューズ。ユニセックスデザインで踵は厚め、しっかりとしたつくりですが、カラーソックスで遊び心をプラスするなど、大人かわいいファッションも大いに楽しめるシューズです。オイルレザーのブラック、ブラウンの他、スウェードのトープなどバリエーションも豊か。履き込むほど愛着が増していきます。

続けて「Organic handloom（オーガニックハンドルーム）」から、Tストラップタイプのフラットシューズ。甲高な日本人の足の形に沿い、ゆとりを持って履きこなせるデザイン。秋冬らしい厚手のソックスを合わせたコーデもおすすめです。ストラップは５段階調節が可能で、フィット感をその時々で調整することが可能。

一見オペラシューズのようなルックスのスリッポンシューズ。アッパーはツヤ感美しい牛革を採用、でもソールはスニーカー仕様というアンバランスさが絶妙。遊び心を感じさせるシューズをきれいめスタイルの外し役に入れるのも洒落ています。

驚くほど軽い、「ramble（ランブル）」の天然皮革のスリッポン。シュリンク加工を施された革は柔らかく、表面の傷が目立ちにくいのがポイント。シボの表情が生きたマットな質感も魅力です。甲が深く安定感があり、どこかサボを思わせるナチュラルなフォルムも素敵です。ゆるっと弛ませた靴下や、レギンスとも好相性です。

人間工学に基づいた身体にいい靴を開発する「trippen（トリッペン）」。こちらは1994年のクローズドコレクションのファーストモデルで、以来長く愛され続けているスリッポンシューズ、「Yen（イェン）」。丁寧に鞣されたカーフレザーはしっとりとした質感で耐久性も高く、お手入れも気楽。秋冬の服に合わせやすい穏やかなカラーが揃っています。インナーサイドに幅広のゴムを施しているため、着脱もスムーズ、フィット感もよく楽な履き心地です。

デンマーク生まれのシューズブランド「Duckfeet（ダックフィート）」のスリッポンタイプのレザーシューズ。つま先部分の設計が広めに取られているため、足指に窮屈さを感じることなく開放的な履き心地です。厚手の革は頼もしく、質実剛健な風情。クラフトマンシップが感じられる丁寧なつくり、美しいステッチなど細部までこだわりを感じさせます。

ワラビーブーツとは、カンガルーのように腹部の袋に子どもを入れて保護する動物、ワラビーに準えてつくられたモカシンタイプの靴のこと。その元祖というべきブランドが「Clarks(クラークス）」。足を優しく包み込む靴は軽い履き心地で、長時間履いていても疲れにくいのが特徴です。お馴染みの上品なスウェードレザーは、暖かみがあって秋冬スタイルにぴったり。パンツはもちろんワンピースやスカートにも合わせやすく重宝します。

「Moonstar(ムーンスター)」のワラビーシューズはしっかりとした厚手のキャンバス地を採用。クッション性のあるインソールが足裏を心地よく支えます。ブラックとブラウンはどちらも使いやすい落ち着いたカラー。フェミニンなスタイルの外しアイテムとしても活用しやすいですよ。

オーソドックスなワラビーブーツを「MANEBU（マネブ）」流に解釈。クラシカルな表情はそのままに、スタイリッシュさも加えた軽快な一足。耐久性に優れるスニーカーソールでグリップ力も優秀です。シューレースは２色ついてくるので、気分によって着せ替えを楽しめますよ。

コンバースお馴染みのスターマークがサイドに配されたポップなスニーカー。毛足の長いスウェード素材で季節感たっぷり。ナチュラルなホワイト×グレーと鮮やかなグリーンを展開。どちらもおしゃれスニーカーとしての存在感をしっかり感じさせてくれます。

「PUMA（プーマ）」のスニーカーの中でも特に人気があるスウェードスニーカー。スマートでモダンなルックスは都会的で、ストリートからきれいめの外しまでアレンジの幅が広いのも魅力です。こちらはヴィンテージ加工を施したミッドソール＆アッパーのデザインで、登場した当時のオリジナルに近づけたこだわりの逸品。ややパープル寄りのネイビーも他ではなかなか見ない色合いです。

オールホワイトコーデを軽やかに仕上げる白スニーカー。エコ意識の高い「VEJA（ヴェジャ）」のV-10 B-MESH は、リサイクルペットボトルでつくられたメッシュ素材とスウェード素材のコンビネーションがおしゃれ。真冬の重ためコートやざっくりニットとも相性のいいスニーカーです。

イギリス軍のトレーニングシューズをベースにつくられた「REPRODUCTION OF FOUND（リプロダクションオブファウンド）」のブリティッシュトレーナー。スウェード＆メッシュの組み合わせでグレーの奥行きを表現したところが巧み。さりげなくミリタリーなムードが香る、大人顔のスニーカーです。

ここ数年、冬はオーバーサイズのアウターがトレンド。ボトムとのバランス感に悩むとき、ボリュームソールのスニーカーは物足りなさを感じさせず、さらにこなれ感を演出してくれるから頼もしい。こちらはソールが４cmある「Reebok(リーボック）」のスニーカー。ヘキサライトハニカムテクノロジーが搭載された踵は、地面からの衝撃を吸収。ハイテク感あるルックスもクールで、気分が上がります。

スポーツシューズブランドとして世界で親しまれる北欧フィンランドのメーカー「KARHU（カルフ）」。エアークッションを搭載したソールで歩行は快適。踵のホールド感がしっかりあって、心地よいフィット感も感じられます。色使いは明るく、アッパーやサイドのデザインもユニーク。思わずシューズを主役にコーデを組み立てたくなってしまいそう。

ランニングやウォーキング用のシューズとして定評がある「New Balance（ニューバランス）」。機能面の素晴らしさはもちろん、ファッション性の高さで幅広い世代に人気があります。こちらはオーソドックス、かつブランドを象徴するアイコン的存在のスウェードメッシュスニーカー。控えめながらも、厚めなソールで存在感をアップ。いつでもどこでも一緒に連れて行きたくなります。

全米最古のアスレチックブランドと言われる「Saucony（サッカニー）」。こちらはレトロ感はありつつも近未来的なルックスに心を惹きつけられる一足。秋の行楽に冬のデート、お出かけが一層楽しみになりそうです。

しっかりと安定感ある太めのヒール、外側に施されたサイドゴア...さりげなくエッジの効いたデザインを機能的に盛り込んだショートブーツ。上品な艶があるゴートレザーを使用し、美しく品のある佇まい。ミディ丈やロング丈のスカートとも相性がいいので色々と試してみたくなります。

サイドゴアブーツをくるぶしの高さでカットしたショート丈のブーツ。スリッポンのようにサッと足を入れる感覚で、気軽に履きこなすことができます。カラータイツと合わせて、スタイリッシュな足元をつくるのも素敵。パンツ、スカートともに合わせやすいのも魅力です。

こちらもショート丈のサイドゴアブーツ。撥水性に優れたカウレザーにグリップ力の高いビブラムソール、非常に安定感ある一足です。ショート丈なので、パンツとの間で靴下のチラ見せも可能。差し色にどんな色を選ぶか、配分はどうするか、色々と試行錯誤するのも楽しいですよ。

スリムなラウンドトゥが上品な「MARKO（マルコ）」のカウレザーサイドゴアブーツ。くるぶし上のショート丈で足元に程よいボリュームをプラスできる一足。ゆらゆら揺れるフレアースカートとも相性よく、スタイル良くコーディネートすることができます。

ブルガリアに拠点を置くシューズブランド「BARI（バリ）」のミドル丈サイドゴアブーツ。上質な天然皮革のマットな質感にスリムなシルエット、ミニマルデザインが大人っぽく、モードな雰囲気。ロングスカートもパンツも合わせやすいフォルムで、足捌きが楽なのも嬉しい。ビジネスカジュアルなスタイルにもお似合いです。

本気のワークブーツではない、エンジニア風のブーツ。やや太めの履き口で足を入れやすく、ヒールの高さも低め。軽い履き心地なので、日々よく歩く人も疲れを感じにくいデザインです。あえて繊細なスカートやワンピースと組み合わせて、甘辛感を演出するのも洒落ています。

キーンと底冷えする真冬にありがたいロングブーツ。短い期間しか履かないという方も多いと思いますが、ならば尚更こだわりたいのはシルエットです。「FABIO RUSCONI（ファビオ ルスコーニ）」のロングブーツは、レザーの質感を最大限に生かすため、装飾には頼らず、シルエットの美しさで勝負。レディなスカートスタイルをより優雅に演出してくれます。

ジョッキーブーツのような趣ある「MUKAVA（ムカヴァ）」のロングブーツ。筒に余裕を持たせた設計なので、ブーツにパンツをインすることも可能。筒の大きさは付属のサイドベルトで調整することができます。キュロットスカートを合わせたり、英国風にスタイリングするのもおしゃれ。履きこむ毎に深みが増す革の経年変化も大いに楽しみたいですね。

後ろジッパーで着脱する「REMME（レメ）」のレザーロングブーツは、ストンとしたストレートシルエットが特徴。モードな雰囲気があるので、普段はパンツ派という方も、シンプルなワンピースやスカートとの組み合わせも試してみたくなるはず。後ろがスリットのようになって、ふくらはぎがチラリと見えるのもアクセントに。ヒールの高さも高すぎず、低すぎない程よい塩梅。大人の洗練を感じさせる秀逸な一足です。