オリーブの葉の色から名付けられた「オリーブグリーン」は、グリーンの中でもこっくりと深みがあるのが特徴です。まるで一本のオリーブの木のように、揺るがない安定感をもたらしてくれます。どんな服装と合わせても、しっかり大人っぽく仕上がるカラー。

オリーブグリーンのワンピースを主役に、自分自身も一緒に過ごす相手にも、くつろぎを与えてくれるコーディネート。落ち着いたカラーがメインなので、明るい白ソックスを合わせて、地味な印象をうまく回避しています。

ダークグレーのカットソーに、オリーブグリーンのパンツを合わせたディープカラーコーデ。色のトーンを合わせれば、絶妙なコントラストが効いた大人っぽい仕上がりに。重たく見えないのは、適度に素肌を見せているおかげです。

パッと目を惹く華やかさがあり、かつ神秘的なムードを漂わせる「エメラルドグリーン」。宝石のエメラルドのように、輝きを放ちながらもリラックスさせてくれるカラーです。一見派手に感じやすいですが、グリーンがベースなので意外とナチュラルに着られますよ。

華のあるエメラルドグリーンは、差し色としてよく映えるカラーです。エメラルドジュエリーを一点着けするような気持ちで、さらっとプラスしてみて。

エメラルドグリーンは上下で揃えたり、ワンピースで取り入れたりしても素敵です。色の鮮やかさが生き生きとし、まるで南国の透き通った海のように。華やかでも奇抜さがないので、デイリーにもOK。

広々とした森林をあらわす「フォレストグリーン」は、森林浴に癒されるように、ゆるりと身に着けたいカラー。自然体でのんびりと過ごしたい、そんな日の気持ちに寄り添ってくれます。春夏は淡いカラー、秋冬は濃いカラーとコーデすれば季節感たっぷりに。

まるで森林のようなフォレストグリーンは、爽やかなカラーと相性抜群です。青い空や白い雲、ベージュの木。自然界をイメージした組み合わせで、フレッシュに仕上げてみて。

癒し系カラーのフォレストグリーンは、親しみやすさやカジュアル感を持つのが特徴。メンズライクなアイテムともよく馴染むので、ラフなコーデ作りに貢献してくれます。

「グラスグリーン」は牧草をイメージした色で、濃すぎず薄すぎずのバランスに安心感があります。元気な日も、静かに過ごしたい日も、いつでも選びたくなるカラーです。定番使いのグリーンとしておすすめ。

グラスグリーンのニットをベースに、暗めのモスグリーンスカートを掛け合わせた「グリーンオングリーン」コーデ。色がしっかりとした軸になっているから、穏やかな印象がブレません。

絶妙なトーンのグラスグリーンは、ふんわり服と合わせても締まりすぎず、ほどよい塩梅に。まろやかな大人っぽさを加え、まるで抹茶ラテのようなリラックスコーデが完成♪

パステルカラーの一種である「ミントグリーン」は、その淡いトーンが静かな安らぎをもたらしてくれます。パステル調の甘く女性らしい印象と、ミントのようにすっきりとした爽やかさを兼ね備えている、優しげなカラーです。

明るく甘いパステルカラーは、優しげに見える反面、着こなしによっては幼く見えてしまうことも。合わせるアイテムは落ち着きや大人っぽさを意識すれば、ミントグリーンの魅力が活きてすっきり仕上がります。

淡いミントグリーンは、ブラック・ダークブラウンなどの濃色で引き締めると、グッと大人っぽい着こなしに。色単体だと正反対のイメージですが、まるでチョコミントのようにしっくりと馴染みますよ。

ピスタチオの実から名付けられた「ピスタチオグリーン」は、目にも美しい黄緑色が特徴。2020年はトレンドカラーとして広まった、今旬のグリーンでもあります。シンプル×ナチュラルコーデで、色の美しさを引き立てると素敵です。

ピスタチオグリーンと同様、トレンドのひとつである「シアー素材」。透け感の美しさを堪能するなら、こんな色の主張を抑えたものがぴったり。ナチュラルメイクとホワイトベースのシンプルコーデで、パンツを主役に持ち上げて。

ざっくりとしたピスタチオグリーンのケーブルニットで、身も心も色の世界に浸って。レディな印象になりやすいカラーなので、スニーカーでカジュアルダウンしてもちょうどいい。あたたかく、優しい気持ちで一日を過ごせます。