天然素材のお買い物かごといえば、やっぱり松野屋が定番中の定番。1945年創業の松野屋は、天然素材を中心とした暮らしの道具を扱う荒物問屋です。

こちらの篠竹市場かごは、岩手県北部で作られているもので、丈夫でたっぷりモノが入ることから、プロの料理人でも愛用している人が多い逸品です。ハンドルにはビニールがついているので、手が痛くなりません。

青森のりんご農家で収穫時に使われるカゴです。美しい六角目の編みこみで、とても丈夫。このカゴに布製のバッグにあずま袋をＩＮして使うのも良さそうです。

モロッコの職人さんがひとつひとつ手作業で編んでいるというストローかごは、軽くて、マチも広いのでたっぷりとモノが入ります。大きく口が開くので、買ったものを入れやすいんですよ。持ち手には革があてられていて、手も痛くなりません。可愛いアクセントにもなっていますね。

こちらはストローかごの浅めのタイプのもの。卵やお豆腐など重ねたくないものを横に並べて、持ち運ぶのにぴったりです。布のエコバッグとふたつ持ちするのにもおすすめのタイプです。

淡いナチュラルな色合いが魅力的なアガデスマルシェカゴ。西アフリカのブルキナファソで作られています。椰子の葉で編まれているので、耐久性があって軽いので、毎日のお買い物にもおすすめです。20cmほどのマチがあって、お買い物したものもまっすぐ、安定して入れられます。

パーム素材を使って、モロッコで作られた涼し気な印象のお買い物かごです。四角いフォルムがとてもキュートですね。底部が四角になっているので、買ったものの収まりもよく、無駄なくきちんと入れられます。四角い形状を生かして、雑誌入れとして使うなど、インテリアバスケットにもおすすめです。

アジアンテイストあふれるこちらのかごは、ラオスの職人さんがひとつひとつ手作りした竹素材のものです。日本の竹に近い青竹を包丁でごくごく薄くそぎ、水に浸しながら立体的に編んでいくそう。素朴な風合いが、スーパーにもよく馴染みます。

こちらは、カンボジアで手作りされたかごバッグ。ラペアという素材を使っています。ラペアとはカンボジアの一部で育つ藤（ラタン）の一種で、しなやかで艶のあるテイストが人気の素材です。素材そのものの持ち味を生かし、ニスをかけずに仕上げています。時間が経つにつれ、色合いが変わっていくのを存分に楽しむことができます。汚れたら、水洗いできるのも特徴のひとつです。

細かい編み目のかごバッグは、ほこりが溜まりやすいので、やわらかい布でやさしく拭いていきましょう。編み目の内側の部分に汚れが溜まりやすくなっています。

洋服ブラシなどのやわらかなブラシで編み目の部分の汚れを払うのもおすすめです。

天然素材のかごは湿気のある場所に置いておくと、カビや虫が発生し、編み込みのゆるみが生じることもあります。雨の日には使わないようにしましょう。保管は、風通しの良い場所を選ぶようにし、ほこりよけに布をかけておくと中にほこりが溜まってしまうこともありません。

天然素材のお買い物かごは、持っているだけでプロの料理人気分を味わえる素敵なアイテムです。築地や豊洲に買い付けに行くような気分で、毎日のお買い物をすれば、億劫なお買い物も豊かな時間にすることができそうです。気になったお買い物かごはありましたか？機会を見つけて、ぜひチェックしてみてくださいね♪