気候が春めいてくるとワンピースの気分が高まります。ネイビーに白いドット柄の生地は、ダブルガーゼ素材でやわらかな肌ざわり。ウエストで切り替え、ギャザーを寄せた体型カバーも叶うゆったりシルエットです。どこにも締め付けがない楽ちんな着心地でも、シンプルなデザインが全体を引き締めて“すっきり”とした印象です。

これまで着なかったような新鮮なアイテムを、さりげなく取り入れることを提案している今シーズン。ブランドが「自信作」と胸を張るいちおしアイテムが、ロングスカート見えするフレアーパンツです。
タックとたっぷりのギャザーで、ふんわりと動きのあるシルエットが春らしさを演出。綿100％の軽やかな楊柳素材は着心地も快適です。裏地付きで透けないところも穿きやすいポイント。
チェック以外にも、無地やドットなど全部で６色展開されています。

モデルの浜島直子さんと一緒に企画をする『はまじとコラボ』シリーズの新作にライダースジャケットが登場。もともと、レザーのライダースを愛用していた浜島さんが「もっと、こうだったら……」とストレスに感じていたことを全て解決したアイテムだそうです。
ストレッチのきいたスエード調の素材は軽い着心地。身ごろの脇から袖下にかけてリブ仕様にしたことで、動きやすく腕まくりも可能です。品のあるベージュで大人っぽく仕上がっています。

同じく『はまじとコラボ』シリーズの靴は、スリッポンのような楽ちんさと、バレエシューズの上品さを兼ね備えた万能アイテム。ラフ過ぎず、甘過ぎずの“ちょうどいい”バランスで、大人のふだん着スタイルにぴったりです。
屈曲性のある底と、やわらかい素材、深めの甲で快適な履き心地と安定感。そしてシンプルなデザインは大人っぽい印象を演出してくれます。付属のインソールでサイズ感を調整できるのでソックスも素足もOK。

ニットのロングカーディガンは春先のアウターとしても活躍するアイテム。綿麻の糸をハイゲージで編み上げ、すっきりと上質な風合いが特長です。大きなパッチポケットがアクセントになったデザインで、深めのVネックにドロップショルダーのゆるっとしたシルエットがサニークラウズらしいリラックス感。ワンピースとの重ね着にちょうどいいバランスの着丈で、着回しが利きそうです。

フロント部分に金色のポリエステル糸で織り込まれた幾何学柄のジャガード模様が、春の光を受けてきらきらと際立つ、さりげなくゴージャスな雰囲気が漂うチュニック。口の広がった袖にはゴムを通し、袖丈を調整してシルエットのアレンジが楽しめる仕様になっています。可愛らしさと大人っぽさの両方を持っている、コーデの主役になりそうな一着。

サニークラウズには洋服以外の小物もラインナップされています。独特のシワ感が特徴の小さなシュリンクパールを、片耳あたり34粒使った繊細な作りの耳飾りは、国内の工場で職人さんたちが一つひとつ丁寧に作業して作られたもの。動くたびに耳元で軽やかに揺れ動きます。ピアス、イヤリングともにあるのが嬉しい。

「古着屋で見つけたアトリエコートのようなアウターがあったら……」そんな想いから作られたコートは、ほどよくハリのある綿麻の生地を使い、いつもの装いにさらっと重ねるだけで、スタイリングの完成度が上がるようなアイテムに仕上がっています。共布のベルトの巻き方を変えてアレンジをしたり、前を開けたり、袖をまくったりと、自分なりの着こなしを楽しみたい。

古着ライクなロゴが象徴的なスウェットは、ロゴトレーナーが大好きな、かなさんのこだわりが詰まった一着。合わせやすいように形やシルエットは今っぽくして、ディティールに古着っぽさを取り入れたバランスのよさがポイントです。カジュアルスタイルの幅を広げてくれるアイテムなので、是非取り入れてみては。

キャメル×ネイビーの太幅ボーダーがインパクトのあるボーダートップスは、広めの身幅とドロップショルダーでシルエットも個性的。しっかりめの生地で、一枚でさらりと着るだけでおしゃれに決まります。ボトムスを選ばない丈感なので、パンツと合わせたり、スカートと合わせたりして、ボーイッシュにもガーリーにも着こなせそう。

春夏シーズンのオケージョンシーンにぴったりのドレスは、深みのあるグレイッシュなターコイズ色がとてもきれい。ドットモチーフのレースは透け感を抑え、上品にまとめています。広がり過ぎずに女性らしい丸みを帯びたコクーンシルエットが、洗練された大人の女性を演出。自分らしさを大切にしながら、素敵に“おめかし”が叶います。

品のあるネイビーに白い花柄をプリントしたワンピースは、極細のテンセル糸で織り上げた、特有のドレープ感と滑らかな肌ざわりがエレガントな雰囲気を醸します。共生地のリボンベルト付きで、前開きタイプなのでガウンコートとして羽織る着こなしもおすすめ。単色プリントでシンプルにまとめられていて、花柄でも甘くなり過ぎないのが大人っぽいポイントです。

ぽってりとした深みのある色合いが陶磁器を思わせるパーツは、国内の工場で職人が何度も手作業で重ね塗りをして作られたそう。丸いパーツとヤシの実のような形のパーツを縦に組み合わせることで、動きを出しています。シンプルなコーデにプラスするだけで、ワンランク大人な女性が演出できるアイテム。ピアスと、イヤリングともに展開されています。

シンプルなデザインのサックチュニックは、織りでストライプ柄を表現。一見、無地のようなさりげなさに“大人のさじ加減”を感じます。肩がまっすぐになったパターンは、着ると独特のシルエットに。サイドの深く切り込んだスリットがアクセントになり、ほどよくスタイリッシュな印象を与えてくれます。

同じデザインでもスモーキーなオフグレーになると、ガラッと雰囲気が変わりナチュラルに。ゆったりシルエットで心地よく、デイリーに着回しできるアイテムなので、色違いで揃えてもよいのでは。

仕事をしていると、ときにはジャケット×パンツでカチッと決めたい日もあります。すらりと美しく見え、それでいて快適な着心地が特長の、累計で5万枚以上も売れている『バレエフィット®』シリーズのセットアップは、鹿の子素材と袖口のストライプ裏地で春に似合う軽さ。さらにこの春は、花粉が付きにくく落ちやすい〈花粉リリース加工〉をプラスして、よりアクティブなシーンにも頼もしい仕様になっています。

もちろん、ジャケット・パンツともにオフの日のコーデに単品で取り入れられるので、着用する機会はとても多いはず。

好印象をもたらす清潔感のある白シャツは、オフィスシーンに役立つアイテム。その弱点であった“汚れやすさ”を解消する防汚加工をしたり、洗濯後のしわが気になりにくい素材を使ってイージーケアを実現したりと、毎日着るうえで嬉しい機能性が魅力的です。さらには紫外線を90％以上カットしてくれるUVカット機能までプラス。
コスメ汚れを気にせずガンガン着て、気軽に洗える優れものです。

デザインの違うプルオーバータイプの白シャツが毎月1種類ずつ届く定期便なので、オフィスコーデのトップスはこれだけで十分では。

撥水加工がされた上品な素材感のレインコートは、モッズコートのディティールを取り入れスタイリッシュに。雨の日に限らず、春のアウターとして着てもこなれた印象です。カジュアルコーデにはもちろん、オフィスコーデとも相性抜群。畳んで収納できるポーチが付いていて携帯できるので、鞄にスタンバイしておくと安心です。

裾にあしらわれたカットワークレースが印象的な真っ白なコットンリネンのワンピース。不思議と甘くならないのは、大人っぽいロング丈や直線的なシルエットなど、計算されたデザインだから。前開きタイプなのでワンピコートとして羽織ったり、共布のリボンでブラウジングしたりと自由な着こなしも楽しめます。

表面感にニュアンスのあるシフォン生地にプリントされているのは、フランスの「ミュルーズ染織美術館」に収蔵されている年代物の花柄をもとにした限定柄。ヴィンテージを愛するブランドらしいアイテムです。
透け感たっぷりで、ティアードシルエットやバルーン袖などドラマティックなムード漂うデザインを、春らしく軽やかに着こなしたい。

ピーコックグリーンにネイビーの花柄プリントは、同じく「ミュルーズ染織美術館」所蔵のアーカイブ柄をシーズンテーマに合わせて配色アレンジしたもの。デザインのアクセントになっているウエストのレザー調ベルトは外さなくても着脱でき、隠しスリットでロング丈でも脚さばきが良いなど、穿きやすさも考えられているのが嬉しい。

最後にご紹介するのは、ブランドの定番アイテムであり、こだわり続けているビッグデニムパンツ。大きなデニムをウエストで折り畳んだような、独特のデザインとシルエットが特徴的です。
この春は、80年代にデニムを織っていた専用機を使い、当時のケミカルな“ダサかわいさ”を再現した初代のモデルを復活。洗いをかけユーズド感を出す加工を重ねた、こだわりの詰まった一本になっています。