今着たいのは、ずっと着られる服
何を着ようか考える時に、「本当に着たいもの」を見つめ直すひとも多いのでは?そんな季節にぴったりの、体と心にしっくり馴染む上質な服を作るブランドを紹介します。
知る人ぞ知る、上質なブランド『Çirque (シルク)』
2017年春夏からスタートした“知る人ぞ知る”上質なブランドです。
経年変化を楽しみ、自分でヴィンテージにしていくような感覚で着続けられる洋服を作っています。
これらの要素に加えて、大人にふさわしいナチュラルファッションを叶える要素。
それは「素材」や「染色」へのこだわりでした。
経年変化を味わう「素材」と「染色」
こだわりのつまった独自の素材や染色方法の一部をご紹介します。
江戸時代から絹染めの産地として知られる栃木県・足利で、古き良き時代の昔ながらの染色方法を復元したのが「織姫炊き」。
職人にしか出来ない技法で小さな染料窯で炊くため、限られた量しか生産できません。
時間をかけて、丁寧に染められたリネンは着て洗いをかけると柔らかく、風合いも増していきます。
硫化染料を使い、染液から取り出したあと空気に触れることで酸化して着色する方法です。
初めは色落ちがありますが、数回洗うことで色落ちは止まります。
色落ちの変化をデニムのように楽しめる素材です。
「経年変化」を味わうということは、自分に馴染む服に育てていくということ。
革製品やデニムのように、「味」が出ることによってどんどん愛着が増していきます。
今秋のコーディネート&アイテム
レースワンピース
贅沢に入ったピンタックと、衿とカフスにあしらわれたレースがガーリーなワンピース。
1枚でさらりと着ても、羽織りとして着てもいいので着まわしもきくアイテムです。
ジャケット
無骨な雰囲気のダブルジャケット。もともと古着のような雰囲気ですが、洗って、着ることを繰り返すと色や肌触りが変化していき、どんどん体に馴染んでいきます。大きめの作りなので、ラフに羽織るのがおすすめ。
レースプルオーバー
繊細なレースがポイントになったプルオーバーブラウス。
渋めの色味なので、甘くなりすぎずに着られます。
ボトムを選ばずに合わせられる絶妙な丈感もうれしい。
ボーダープルオーバー
定番のボーダーだからこそ、この秋はひと味違うものを着てみたいかたにおすすめのプルオーバー。
硫化染めによる独特な風合いと、渋い色味が秋らしい。
くったりとしたリネンの服によく合います。
秋からは”大人のわたし”に馴染む服
この秋こそ、自分らしくいられるナチュラルで上質な洋服を手にとってみませんか。
お取り扱い店舗
・BLUE LINE / 愛知 名古屋市:052-935-3130
・cache grandir / 三重 明和町:059-924-0050
・cache quatre+ / 三重 津市:0596-55-4350
・SIMPLEWISH / 大阪府 大阪市:06-6951-8665
・SAKANATOKORO / 台湾 高雄
糸に撚り(より)をかける時、糸切れを防ぐために糸を水に通した後に撚る方法を「水撚り」といいます。
糸が強くなると同時に、凹凸感がある表情豊かなリネンが出来上がります。