リズム感を楽しむ「ロゴTシャツ」
ブランド名がフロントにあしらわれた白Tシャツ。踊っているような太字のロゴがとてもキュート。一枚のインパクトがあるので、シンプルなコーデによく映えそうです。
イラストレーターのNoritakeさんが過去に制作したZineのタイトル「City Lights」から「City」の部分のみを取って作ったTシャツ。どこか飄々とした感のある字体がユニーク。
さりげなく胸元に並ぶ小さめのロゴ。控えめだけど、開放的。不思議と心を掴まれてしまうデザインです。
想像力を刺激する「イラストTシャツ」
デザイナー、篠崎英子さんが手掛けた「BOOKO THE MUSE（ブーコ ザ ミューズ）」シリーズから、クリムトの「接吻」をイメージしたパロディTシャツ。ブタのブーコさんが、アーティストのミューズだったら...と仮定する発想がまず面白いですが、主役になりきっているブーコさんのうっとりした表情がなんともチャーミング。あの煌びやかなアート作品がぐっと身近に感じられるのも楽しいですね。
ん！？サンドイッチ...？いや、よく見ると、スマートフォン。YAEKA（ヤエカ）のゆるっとかわいいイラストTシャツ。ほんのちょっと期待を裏切ってくるさじ加減が絶妙です。
またまたNoritakeさんのイラストTシャツ。「えっ！？何してんの？」と突っ込みたくなる素朴な男子2人。いやいや、そんな問いかけ自体が野暮なのかも...。独特の世界観に、気づけば引き込まれてしまいそうです。
ユニセックスに着られるジョン・レノンTシャツ。線で描いただけのグラフィックなのに、その人のイメージがちゃんと立ち上がってくるのがすごいですね。かといって主張が強いというわけでもないので、スタイリングにも取り入れやすいですよ。
プリントTをどう着こなす？？
お気に入りを見つけたら...、さてどんなスタイルに合わせましょう。もちろん、Tシャツ＆ジーンズといったスタンダードな合わせ方で問題はありません。そこに＋α、ちょっとした気配りや工夫を意識するとよりおしゃれ度がアップしますよ。
ロゴTは配色がセンスを左右する
ロゴに合わせてベルト、シューズも赤をセレクト。グラデーションが利いたジーンズがまたおしゃれ。夏らしく明るいスタイリング。
オフランスと書かれたロゴ、さりげなく「C」に配されたトリコロール。ウィットに富んだデザインをフランス愛で受け止めて。同じくトリコロールを意識した配色でスタイリングなんて、洒落ています。
「Konica」の大きなロゴが目を引くTシャツ。ロゴの硬さに対して、プリーツスカートで柔らさをプラス。ホワイトとミントグリーンで爽やかにまとめたところも素敵です。
インパクト大な柄スカートに大きめのロゴが利いているTシャツ。でもまとまり良く見えるのは、ロゴの色と柄の色がマッチしているおかげ？どちらも古着というところもこなれています。おしゃれ上級者な着こなし。
イラストのイメージを自分なりに表現してみる
イラストって、独特の世界観があるもの。せっかく気に入って選んだのだから、それを中心にスタイリングを考えてみてもいいですよね。ベレー帽をかぶったパリジャンを気取って、ブラックパンツでシックに。それだけでかっこいい！
シャネルの香水瓶を思わせるポップなイラストTシャツ。ピンクのフレアスカートでかわいらしくナチュラルにまとめて。女性らしく軽やかな雰囲気が素敵です。
登山中の人々が描かれているTシャツを着て、山歩きというのも洒落ています。なんだか気分が上がりますよね。
ビンテージライクなデザインにきゅんと来るビートルズTシャツ。敢えて着こなしをモノトーンにまとめると、Tシャツの存在感が強調されて、より大人っぽく魅力的に映ります。
Tシャツ1枚のおしゃれが楽しい季節がやってきました！中でもロゴやイラストが目を引くプリントTシャツは、スタイリングにめりはりを持たせてくれるのでおすすめです。書かれてある言葉の意味を気にされる方もいると思いますが、よほどメッセージ性の強いものを選ばない限りは、ロゴでその人の印象が決まってしまうようなことはないので安心して。
それより、言葉のイメージはデザインにも表れます。ロゴの大きさ、位置、色、インパクト、そこにあるリズム感を楽しむように身に着けてみて。そうすれば、自然と心も軽やか、余裕が出て、Ｔシャツのおしゃれがぐんと楽しくなります。