1度目は経験、2度目からは後悔。失敗を繰り返さないために!
気に入って買ってきたはいいけれど、コーディネートが意外に難しくて結局ほとんど着ていない……。
そんな買い物の失敗、経験ありませんか?
同じような失敗を繰り返さないために、買い物の際に次のような「ルール」を試してみてください。
ショップでの買い物。良い出合いに辿り着く《13のルール》
2サイズ着てみる
カラーも2パターン試してみる
「私には赤は似合わない」「合わせやすさを考えたらやっぱりグレーかな」と、いつも無難な色ばかりを選びがちではありませんか?自分に本当に合う色を見つけるには、いくつかカラーの違いを試してみましょう。あえて冒険的な色や対照色を試着してみるのも、判断材料になります。
3パターンのコーディネートが想像できれば「アリ」
例えば、こんなワイドワンピースなら、ベルトや重ね着でアレンジが楽しめますね。何かを新しく迎え入れる場合、すでに持っているアイテムとの組み合わせを3パターン思い浮かべることができれば着回し力あり。ボトムス、靴、小物とのコーディネートもイメージしてみましょう。
明るい場所でチェックする
ショップによっては照明が服の色に影響していることがあります。店内がやや暗めの場合、できるだけ明るいところに移動してその服を確認してみることが良い買い物をするためのポイントです。縫製やディテールのデザインなどもしっかりチェックしましょう。
普段靴でもイメージしてみる
ショップでは試着用にヒールやサンダルが用意されていることがありますよね。それを履いて鏡を見ると、脚が長くスッキリ見えることがあるかもしれません。でも、あなたは普段もいつもヒールを履いていますか?フラットシューズを履くこともある人は、日頃履く靴のタイプも合わせてみましょう。靴によってボトムスの印象が変わるので、試着時には足元まで見極めて。
バックのシルエットも確かめる
意外に見落としがちなのが、後ろ姿。振り向いてみたら「シルエットがだらしなく見えるかも」「お尻のラインがかっこ悪いかも」「変なシワが寄っているかも」といった、気になるポイントが見えてくることも。ジャケットやボトムスの丈具合も後ろ姿から確認してみましょう。
履き心地はしゃがんで確認
試着の際にはしゃがんで、前屈して、歩いて、さまざまな動作をしてみましょう。長く着続けていくには、やはり着心地の良さが大切ですよね。
シルエットは動いて確認
シルエットを見極めるには、動きながら前後左右を見渡してみましょう。試着室の鏡に棒立ちしているだけでは、本当の良さがわかりにくいもの。普段の生活でしている動きを試して、素材の柔らかさや全体の印象を確かめてみてください。
個性派のお気に入りは“新入り判定”に連れていく
最近ヘビーローテーションで使っている小物などは、できれば身につけて買い物へ。気になる新作と手持ちのアイテムとの相性診断は、買う前に試着室で行いましょう。特に個性的なデザインやインパクトがある柄の場合、その場でコーディネートを見定めて。
客観的な視点を忘れない
たまには友人や家族と一緒に買い物をするのもいいですね。似合う色や形、丈の長さや肩幅など、誰かの意見を通して印象を知るのもおしゃれの楽しみ。1人で服を選ぶ場合には、鏡越しに客観的な視点で自分を見ることができると衝動的な無駄買いが減るはずです。
普段着ないテイストも試着してみる
お店で試着できるというのは、非常に貴重な機会です。普段あまり着ないタイプの服も合わせてみましょう。
思っていたよりメンズライクなパンツが似合ったり、ガーリーなブラウスが大人スタイルを上品に仕上げてくれたり。いつもとは違うテイストをプラスすることで予想以上の良い相乗効果が得られることも。センスを磨いて見る目を養うためには、いろいろトライ!
迷ったら、いったん保留
「デザインは好きだけど、ちょっと大きい」「かわいいけど、ちょっと高い」と、何かのポイントで迷ったら、どうジャッジしますか?「もう2度と出合えないかもしれないから」と買ってしまうか、ひとまず保留にするか。後悔を避けるためには、いったん「買わない」という選択をおすすめします。
家に戻ったら、あらためて手持ちの服を見渡してみてください。「欲しい」だけではなく「必要」かどうかをゆっくり考えてみましょう。
はっきり答えて、挨拶する
いろいろ試着してみたあとには、「店員さんに断りづらい」と思う人もいるかもしれませんね。でも、そこで気を遣って100%満足していないものを買う必要はありません。「ありがとうございます。ちょっと考えてみますね」と正直に伝えて、試着させてもらったことのお礼をして帰りましょう。
店員さんたちとのコミュニケーションを上手にとることが、買い物のカギでもあります。
《ルール》とは、良縁のための心がけ
これらは「決まり」というより、自分にぴったりの服を見逃さないための心がけです。できるだけ無駄使いをせず、後悔を減らすためのコツとして、参考にしてみてください。そして、自分らしさを生かす新たなファッションにトライしていってくださいね。
いつも買うサイズを試着して「これでよし!」とレジへ。と、その前にちょっと待って!
デザインによっては、ワンサイズ下げたほうが体のラインがキレイに見えることや、ワンサイズ大きめのほうが体型カバーができて着こなしやすいことがあります。サイズ表記だけに頼らず、着てみた時のシルエットを自分の目で確かめてみましょう。