リネンの魅力
肌に貼りつかずサラッとした肌触りで、春から夏にかけて着たくなるリネンの服。ひんやりした着心地で風通しも良いので、汗ばむ季節に大活躍してくれます。
リネンは「麻」という繊維の中の1つで、人類史上最古の繊維とも言われているんですよ!
リネンは「麻」という繊維の中の1つで、人類史上最古の繊維とも言われているんですよ!
麻とリネンの違い
出典:www.flickr.com(@Kristen Healy)
リネンの服のお洗濯
天然繊維の「リネン」は水に濡れると強度を増す性質を持っているので、もちろん家庭の洗濯機でジャブジャブ洗うことも可能です。
ただし、変形しやすいくシワも自然回復しにくいので、お手入れのコツをしっかり覚えておきましょう。
ただし、変形しやすいくシワも自然回復しにくいので、お手入れのコツをしっかり覚えておきましょう。
出典:www.flickr.com(@Daniel Lee)
繊維の目が粗いリネンは、その材質上、どうしても5~10%ほど縮んでしまいます。また、リネンをお湯で洗うと縮みやすくなるため、洗濯は水か30度以下のぬるま湯を使用し、中性洗剤で洗います。洗濯機を使わずに、つけ置き洗いがおすすめです。
洗濯後は脱水はしないで、濡れたまま干して水の重さでシワを伸ばす方が効果的です。
出典:www.flickr.com(@Anne Worner)
直射日光に弱く日焼けしやすいリネンは、部屋干しか日陰干しがおすすめです。
くったりした麻らしい風合いを楽しみたい時には、濡れ干しで完全に乾くまで干しておきます。シャキッとした光沢を出したい時には、生乾き状態でアイロンをかければ上質なツヤが蘇ります。
最近では、シャリッとしたリネンにトロミのあるレーヨンの混紡素材も大人気。ざっくりした着心地とラフさが魅力の綿混など、色んな表情を魅せてくれるリネンの服。ここからは、この夏のワードローブに加えたいおすすめの「リネンのトップス」と素敵なコーデを紹介します!
【ボートネック】
みんなのコーディネート
【Vネック】
みんなのコーディネイト
【シャツ】
みんなのコーディネイト
【フリルスリーブ】
みんなのコーディネート
【ギャザーブラウス】
みんなのコーディネート
【ワンピース】
みんなのコーディネート
おわりに…
リネンの服は、洗いざらしのシワ感を楽しんだり、きちんとアイロンをかけてキレイに着こなしたり。1枚でも2通りの風合いを楽しませてくれます。着るほど風合いが増していくので、お気に入りの一着をみつけて、長く愛用してくださいね。
天然繊維の『麻』には、原料によって20種ほどの種類があります。リネンはその中の1つの種類で、繊維が非常に強く上質な光沢・爽やかなシャリ感が特徴です。
“麻素材はチクチクして苦手”という方も少なくありませんが、リネンは亜麻という原料で作られていてチクチク感がなく、肌当たりが優しくしなやかです。