ひとつで二役。「Box & Cox(ボックス アンド コックス)」の革製品たち
喜劇「Box&Cox」は、管理人の不手際によって自宅のアパートに、自分以外のもう一人の住人がいることに気づいてしまった二人の男の物語です。この作品の名前は、現在では「二人一役」という意味の比喩表現としても使われるようになりました。
「Box&Cox」の製品はこの設定からインスピレーションを得、一つの道具が使い手の工夫次第で二つ以上の用途を持つことをコンセプトに制作されました。シンプルで高品質なアイテムは、素材やパーツの良さを引き立て、用途を限定しないフレキシブルさが魅力。
使う人の性別や年齢を問わない、上質で自由度の高い「Box&Cox」の製品たち。使い込むほどにやわらかく手になじみ、独特の深みを増していく革製品の良さをじっくりと味わってみてください。
コンパクトに使えるお財布「マルチケース Book2」
上質な国産プルアップレザーの素材感を楽しめるミニマムウォレット。シンプルでかさばらないコンパクトなお財布だけど、見た目以上に容量はたっぷり。
カード、お札、コインなどが入る三つのポケットの使い方は自由。部屋の間には切符や鍵が入れられる小さなポケットが付いています。
小さ目のポシェットやハンドバッグにも入るコンパクトでスリムなお財布。サブのお財布としてひとつ持っておくと便利です。
容量たっぷり長財布「ロングウォレット Book3」
国産プルアップレザーの素材感を十分に活かしたロングウォレット。シンプルな作りながらも、財布としての使い勝手はバツグン。仕立ての良さが魅力の、ありそうでなかった財布です。
細かいディティールにこだわり、パーツごとに革の厚みを少しずつ変えています。厚みがありながらもすっきりとした印象で、かさばらず使いやすい。シンプルなので、使い手のライフスタイルや用途に合わせてフレキシブルに使用できます。
「素材としての革がもつ特性を活かすかたち」を考慮に入れて「Book3」は生まれました。あえて裏生地は貼らず太めのステッチを採用することで、革の厚みや素材感を十分に楽しむことができます。
小物の収納に。「マルチケース ルームス」
あえて用途は限定せず、名刺やカード、コインなどマルチユースに対応できる両面ポケットのケース。用意されたルーム(部屋)をどう使うかは、使い手次第。
しっかりとした厚みのあるレザーを使用しつつも、本体やフラップ部に適度な丸みを持たせることによりハードになりすぎず、ユニセックスな印象に。
カバのようなキュートな丸み「コインケース ヒッポ」
丸みのある六角形が個性的な表情のコインケース。そのフォルムはまるでHippo(カバ)のようにキュート。手に持ったときの納まりが心地よく、しっくり手になじむ造りになっています。細部のデザインに丸みを持たせることで男女問わず使える雰囲気に。
コインを分けて入れることができる2つのメインポケットに加えて、隠しポケットが配置してあります。三つ折りにしたお札や切符を入れても良し、使い方は自由自在。
おわりに
ひとつで二役以上の使い方ができる、高品質でフレキシブルな「Box&Cox」の革のアイテムたち。使い込むほどにやわらかく変化し、使い手のライフスタイルになじんでいく革の風合いをぜひ味わってみてください。
「Box&Cox(ボックス アンド コックス)」は2014年にスタートした国産の革小物ブランド。英国の劇作家ジョン・マディソン・モートンが書いた同名の喜劇から名付けられました。