槙田商店のある山梨県郡内地域は、江戸時代に発達した、薄手の非常に美しい織物「甲斐絹（かいき）」という織物があります。慶応2年創業の槙田商店は、そんな甲斐絹織物がルーツになっています。

槙田商店は、江戸末期から甲斐絹織物卸業として技術を積み重ねており、非常に高い技術を誇っています。

その高い技術を傘生地に活かし、生地に防水・撥水する技術を施した、これまでにない「先染めの傘生地」を生産しています。

「織物屋がつくる傘」が槙田商店の傘のコンセプト。そんなこだわりの傘に使われる生地は、先染めのジャガード織り。先染めされた様々な色の糸を用いて絵柄を織り上げていくため、立体的な絵柄と糸の表情を出すことができるんです！

「持っていて楽しくなる傘」「ちょっと素敵に見える傘」「大切に使いたくなる傘」。槙田商店の傘は、まさにそんな言葉がピッタリ合うステキな傘なんですよ。

傘とは思えないほどの生地の美しさですね！グリーンが爽やか♪

石づきから傘生地の端にむかって、きれいなグラデーションが広がり、まさに白菜のようなデザインになっています。

とうもろこしのようにふんわりとした雰囲気の日傘。優しいイエローが日差しを和らげてくれます。

実は、小さな水玉模様がグラデーションになっているんですよ。手で触ると、ポコポコしています。なかなかここまで凝った日傘はないですよね。

ちょっと個性的な「にんじん」は、オレンジ色のストライプとグリーンのパターンを組み合わせています。

日傘を閉じても、にんじんらしさがあるのが可愛いですね。

大きなドットがひときわ目をひく「はなまめ」。落ちついた紫色なので、ドットが大きくても子どもっぽくなりません！

シワ加工のようにクシュクシュした生地は、とてもファッショナブルですね。

いかがでしたか？職人さんがひとつひとつ丁寧に作るキュートな日傘は、まさに大人のためのアイテムですね。生地もデザインもこだわりがあるからこそ、大事に長く愛用することができます。気になる方は、ぜひチェックしてみてください！