芦田尚美

芦田尚美

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芦田尚美は1975年京都生まれ、京都市立芸術大学美術研究科工芸専攻陶磁器を終了し、現代美術の「小山登美夫ギャラリー」などで展覧会を開くなど、京都在住の陶芸家だが、素朴で暖かみのある作風で雑貨のセレクトショップなどで人気を呼んでいる。 器の腰近く、高台脇に描かれた山の稜線をシンプルに表現した「AMETSUCHIシリーズ」は、2000年頃から発表された日常使いの器のシリーズだ。「ソラ」と「ツチ」を表す山の稜線が天地の恵みが食卓にもたらせるよう願いが込められている。 山の稜線は器の口の部分や、皿のふちの部分に描かれることも多く、日常に使われるそれらの食器によって、天地の恵みへの感謝の気持が静かな繰り返しとなって、使う人に語りかけてくるだろう。 また芦田尚美の作品には、動物も多く登場する。カップや壷の取手部分やふたのつまみの部分に、ヒツジやパンダ、ウサギ、クマなどが付けられていてそれらも人気の秘密だが特に多く登場するのはシロクマだ。 ギャラリーで行われる個展では、シロクマそのものがモチーフとなった壷などが発表されているが、日常使いの食器でもシロクマが器のふたのつまみ、カップの取手、あるいは箸置きなどになって現れる。水面を覗き込むような仕草だったり、座ったり、ひっくり返ったり、ユーモラスなシロクマの姿が、見るものを和ませる。 1点1点すべてハンドメイドによるものなので廉価ではないが、雑貨のセレクトショップでは通販などでも販売されている。可愛らしく和めるテイストは、プレゼントにも選びやすいだろう。

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