KONO式

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KONO式(コーノ式)は珈琲サイフォン株式会社のコーヒー器具の総称。 1923年、東京八重洲口に島屋商会を設立後、医療用品の輸出業の傍らコーヒー器具の研究を始める。 1925年に株式会社に変更され、創業。初代社長である河野氏が考案した「河野式茶琲サイフォン」を販売。ここからKONO式の名が世に知られ、定着していく。「コーヒーの持ち味を素直に抽出する」ことを理念に掲げ、サイフォンの形状についてさらに研究を重ねる。 1952年、二代目社長がコーヒー焙煎に詳しい人々の助言を受け、コーヒー器具の研究に加えてコーヒー豆の研究にも力を入れる。1963年に現在の名称に変え、珈琲サイフォン株式会社となる。1973年にネル生地の渡し袋を使用した「名門円錐フィルター」を発売。 1985年、のちに三代目社長となる河野雅信が家庭用に改良し、「ドリップ名人」を発売する。その後、限定カラーの発売やコーヒー入門者のための書籍の制作など、コーヒーに関する商品を取り扱ってきた。長く続けてきた研究により、創業85年を記念して2010年に名門フィルターに改良を施したニュータイプも発売している。 現在も日本のコーヒー業界において確固たる支持を得る会社である。 じっくり時間をかけて淹れるKONO式コーヒーサイフォンは、コーヒーの味にこだわる喫茶店やホテルなどの店で長年使用されてきた。紙の円錐型フィルターを採用した家庭用ドリッパーが発売されてからは、コーヒー愛好家たちが自宅で質の高いコーヒーを楽しめるようになり、多くの人に喜ばれた。新たなカラーリングで販売するなどしてきたが、根強い人気を持つのはすっきりしたガラスポットにウッドハンドルが付いたもの。プラスチックハンドルに比べて落ち着いた雰囲気を持ち、大人のコーヒー愛好家に長く愛されている。

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